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社内報のつくりかた

新商品・新サービス紹介で留意すべきポイント

新商品・新サービス紹介で留意すべきポイント
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製造業や接客業・サービス業では、毎月様々な新商品・新サービスを展開されています。このような新商品・新サービスについては、おおよそ新商品であれば研究開発担当者が機能やスペックについて紹介。新サービスであれば、どのような仕組みなのかを解説しているものがほとんどです。でも、本当は社員の皆様にとって知りたいのは、どんな利便性をお客様にもたらすのかどのような新しいお客様を呼びこむことができるのかという、具体的なベネフィットです。そのようなベネフィットに力点をおいた記事づくりのポイントを解説します。

情報提供だけではダメ

社内報のメインコンテンツとして、新商品や新サービスを紹介するコーナーがあります。しかし、その中には、単なる情報提供にとどまっているものもあります。なぜ情報提供だけではダメなのか、その理由をご説明しましょう。

新商品や新サービスに対して、社員は高い関心をもっています。なぜなら、新たな売上獲得を狙える武器だからです。どんなものなのか、実は様々な情報が飛び交っています。その中には、噂レベルに過ぎないようなものから、開発メンバーから聞いた確度の高い情報もあります。

上場会社では、適時開示という観点からホームページなどにプレスリリースが発表されるようなこともありますが、これも情報の1つです。そのような様々な情報が、まさに玉石混交というような環境下で、社内報で正式に新商品や新サービスが社内に広く紹介されるということになります。ですから、単なる情報提供では、実は社員の皆さんにとっての情報ニーズを満たすことはできません。「この位は知っているよ」という情報でしかないのです。

新商品紹介は、必ず活用事例を

メーカーや販売業の社内報で新商品紹介をする時は、必ずその商品がお客様にどのようなベネフィットをもたらすことができるのか、活用事例を解説するようにしましょう。

新商品には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは既存商品のリニューアルによって様々な質感がレベルアップし、新たな機能が追加されているものです。レストランや食品会社の新メニューなどの場合も同様です。新たな味や栄養価、さらには健康や美容などに効果がある成分が追加され、質感や新たな機能などといった付加価値が追加されています。それが、新たな体験や魅力をお客様に提供することになります。

このような既存商品のリニューアルとは別に、全く今までにないコンセプトの新商品というケースがあります。このような場合には、比較対象となる商品がありません。そして質感や機能自体は全く新しいものです。これも新たな体験や魅力をお客様に提供することになります。

つまり新商品というのは、既存商品のリニューアルであれ、全く新たなコンセプトの新商品であれ、程度の差こそあっても、社員はもちろんのこと、お客様にも新たな体験や魅力を提供することができるものです。ですから社内報では、そのような新たな体験や魅力を、できるだけわかりやすく社員全員に理解してもらうことが大切なのです。単なるスペックや機能の紹介では不十分なのです。 そこで、わかりやすく説明するのに有効なのが、活用事例です。

活用事例というのは、具体的なシチュエーションを設定して、新商品や新メニューがどのようなことをお客様にもたらすのか、具体的な感想をお客様の視点で解説するものです。その新商品がお客様にどのような新たな体験や魅力を、ベネフィットをもたらすのか、活用事例をもとにして解説しましょう。

例えば、処理スピードが2倍になったという新機能が付加価値としてついた新商品の場合、その処理スピードが2倍になったことで、どのようなシーンでお客様が新商品にしてよかったと感じるか、その具体的なシーンやお客様の感想を入れるようにしましょう。処理スピードが2倍になったことで、待ち時間のストレスが軽減され、仕事のミスが減ったとか、待ち時間が減ったことで、他のことができるようになった、心に余裕が持てるようになったとか、お客様の気持ちになってみると、様々な感想が出てくるはずです。そうすれば、単なる「処理スピードが2倍」という機能の説明だけではなく、その機能がもたらす価値について、社員の皆さんの理解を深めることになります。

また、ある栄養価が2倍になった新メニューということであれば、その栄養価がどのような健康や美容の効果や病気の予防効果が得られるのか、具体的な年齢や性別での注目点などをピックアップします。そうすることで、お客様はどのような点で、その栄養価が2倍になることでメリットを感じるのか、それが年齢や性別でどう違うのかということにも気がつくはずです。美肌効果が高まるといわれても、10代の女性ではピンとこないかもしれません。でもニキビに効果があるといわれると、グッと関心が高まるはずです。

このような具体的なベネフィットを解説することで、社員の皆さんは、新商品をお客様や社外の人たちへ紹介する際に、具体的な魅力として話すことができるようになります。 このように、社内報に新商品を掲載する際には、機能などのスペックだけではなく、それがお客様にとってどのようなベネフィットを提供するのかということにまで踏み込んだ解説をするようにしましょう。

新サービス紹介は、お客様への利便性を

ITサービス業やその他のサービス業での新サービス紹介でも同様です。サービスを提供する仕組みや体制図だけでは、そのサービスがどのようなベネフィットをお客様にもたらすのかわかりません。サービスの場合のベネフィットは、満足度を高める利便性です。このようなサービスが開始されたことで、便利になって満足度が高まる。その便利なことや満足度が高まることを、新商品と同様に活用事例として解説するようにしましょう。

新サービスでも商品と同様に、既存のサービスの仕組みを改善してレベルアップし、新たな機能が追加されたリニューアルの場合と、全く新しいサービスが展開される場合があります。いずれにしても、そのサービスによって新たな体験や魅力をお客様に提供することになります。

新サービスによる新たな体験や魅力を、お客様にはどのように感じて欲しいのか。具体的なシチュエーションを設定して、お客様の視点で解説するようにしましょう。その際に有効なのが、新サービスによってお客様のライフスタイルがどのように進化するのか、趣味やスポーツなどといった、お客様の楽しみの時間が増えるとか、仕事が効率的にはかどる、嫌なことを迅速に終わらせることができるなど、サービスそのものではなく、そのサービスによって、どのような影響を受けるのかという視点です。

サービスそのものだけに注目してしまうと、そのサービスがもたらす価値というところまで、具体的なイメージができなくなります。便利になる。時間が節約できる。仕事がサクサクはかどる。これだけでは、新サービスの価値はほとんど伝わりません。それによって、お客様のライフスタイルがどのように豊かになるのかという視点を忘れないようにしましょう。

社内報担当者がモニターとなってレポートする

新商品や新サービスのベネフィットを説明するために、具体的なシチュエーションを設定して、お客様の視点で解説するようにするには、どうすればいいでしょうか?

一番簡単な方法は、社内報担当者が、その新商品や新サービスを実際に体験するモニターとなってレポートすることです。その際に大切なことは、社員ではなく、お客様という視点です。本当に価値があるのか、便利なのか。魅力があるのか。ちょっと意地悪なお客様になって、新商品や新サービスを体験してみましょう。そしてその時に感じたことをありのままにレポートとしてまとめましょう。

もし時間的な余裕があるならば、同じ部署の複数の方に新商品や新サービスを体験してもらいましょう。
年齢や性別もなるべくバラバラにした方がいいでしょう。そうすると、より多くの意見や指摘を得ることができます。さらにブレーンストーミングなど、簡単な意見交換などをしながらやるのもいいでしょう。 そのようにして、お客様視点で集めた感想をベネフィットとしてまとめていきましょう。

そのようにまとめたものを、一度開発担当者にチェックしてもらいます。中には、開発担当者などが思いもよらなかったものがあるかもしれませんが、それも開発担当者にとっては、役立つ情報です。そのような情報交換をしながら取り纏めていけば、社員全員に公開できる新商品・新サービスのベネフィットの原稿が完成します。

まとめ インフォメーションだけでは注目されない

社内報で新商品・新サービスを紹介する記事を作成する際には、スペックや機能、仕組みや体制図などのインフォメーションになりがちです。しかし、それでは、社員の情報ニーズに応えるものとはなりません。なぜなら、そのような情報は既に得ている場合が多いからです。

一番社員が欲しがっている情報は、その新商品や新サービスがお客様にどのようなベネフィット、価値をもたらすのか、それをどのような言葉で語るべきなのかということです。それがわかれば、お客様や社外の人にきちんと自信をもって、新商品や新サービスをおすすめすることができます。

社内報では、ぜひそのようなベネフィットを、社内報を担当している部署全員がモニターとなってレポートしましょう。そのようにしてまとめた新商品・新サービスの紹介記事は、きっと売上増につながる貴重なマニュアルとなるはずです。

 

社内報担当者のための情報サイトSHAHOO!(シャホー)より

(運営:glassy株式会社)

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2016.07.07

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