WEB社内報
社内報のつくりかた
目次
「WEB社内報を導入してはみたものの、期待とは異なりあまり読まれていないようだ」とお悩みの方や、「これからWEB社内報を導入しようと考えているが、魅力的な社内報にするためにはどうすれば良いだろうか」と不安に思っている方は、一定数いると思います。
せっかく社内報を発行しても、よまれなければ残念ですよね。
そこで今回は、WEB社内報での日々の発信を確実に社員に届けるため、WEB社内報が読まれにくい原因と、読まれる社内報づくりのポイントを詳しく解説します。
前提として、WEB社内報は紙の社内報に比べて、社員に読んでもらうまでのハードルが高いことが挙げられます。紙の社内報は、社員が行動を起こさなくても情報が手に入りやすい「プッシュ型」のメディアですが、WEB社内報は、社員自らがアクセスしなければ情報に触れられない「プル型」のメディアです。
そのため、WEB社内報を読んでもらうためには、
社員が「読みたい」と感じる→WEB社内報にアクセスする→特定の記事をクリックする
というプロセスをクリアする必要があります。
したがって、そもそも読みたいと感じてもらえなかったり、WEB社内報にアクセスしたものの興味を惹かれる記事がなかったりすると、社員に情報を届けられなくなってしまうのです。
この前提を踏まえて、WEB社内報が読まれにくくなる3つの原因を確認していきましょう。
タイトルで社員の興味を惹くことができないと、コンテンツの内容自体は魅力的でも、その良さを知ってもらうことができません。読まれない記事は、存在しないも同然になってしまうのです。記事をクリックしてもらうためには、記事内容に沿った魅力的なタイトルが必要です。
一方的に伝えたい情報を提供しているだけの社内報は、社員の「読みたい」という気持ちを阻んでしまいます。WEB・紙どちらであっても、社内報はコミュニケーションツールであることに変わりません。特に、トップダウンだけの情報提供の場とならないようにしてください。
また、WEB社内報にアクセスして記事をクリックしてみたら、そこにはぎっしりと埋め尽くされた文章が……などというパターンも、WEB社内報が読まれにくい原因の一つと言えます。
日々忙しくはたらく社員に読んでもらうことは大変です。「今、わざわざ社内報を読む必要はない」と思われてしまえば、その人にとって社内報を読むことの優先順位はどんどん下がり、結果として一度も読まずに終わってしまうなどというケースは想像に難くありません。WEB社内報のメリットの一つに速報性が挙げられますが、そのメリットを活かさずに新鮮味の薄れた情報を発信していては、社内報は読まれにくくなってしまいます。
WEB社内報が読まれにくい原因を踏まえ、「読まれる」WEB社内報にするために、以下のポイントを押さえましょう。
タイトルを付けるのが苦手な方も多いかと思いますが、仮にキャッチーなワードが思いつかなくても、少しの工夫で「読みたくなるタイトル」に近づけることは可能です。その少しの工夫とは、記事の内容をチラ見せすること、かつ具体的な(数字を入れるなどの)表現にすることです。
例えば、以下のように工夫すればタイトルが印象的になります。
(NGタイトル例)◯◯に関するアンケート結果
(OKタイトル例)◯◯に関するアンケート結果を発表!1位はまさかの✕✕に
WEB社内報の場合は、ツールに搭載されているコミュニケーション機能などを積極的に活用することで、社員に当事者意識が生まれ、主体的に社内報を読んでくれると期待されます。
また、写真やイラスト、動画などを活用したり、デザインやレイアウトを工夫したりして、読みやすい・読まれやすい社内報を目指しましょう。
なお、難しい用語や抽象的な表現を多用するのは避けてください。
WEB社内報なら、いつでもコンテンツを発信できます。タイムリーな情報発信が可能というメリットを活かし、情報の新鮮さを重視した社内報づくりをしましょう。また、社内取材によるリアルな声を発信したり、ゲームなど参加性のあるコンテンツを取り入れたりするなど、社員が有益だと思えるような工夫も必要です。
ここまでご説明したポイントを押さえつつ、プル型メディアであるWEB社内報の弱点を補う機能も併せて活用することが、読まれる社内報づくりの近道です。
具体的には、プッシュ通知機能を使って社内報の更新を知らせる、スマートフォンアプリを用いて自宅などでも気軽に社内報を読める環境を整えるといったことが挙げられます。
もちろん、社員に効果的に情報を伝えるための機能やスマートフォンアプリを活用するためには、機能・アプリ対応のWEB社内報サービスを導入する必要があります。
読まれるWEB社内報にするためには、記事タイトルの工夫、コミュニケーションツールとしての運用、新鮮さ・有益さの提供などを意識したうえで、WEBメディアの弱点を補う機能を積極的に活用するのが理想です。
glassy株式会社の提供する、WEB社内報クラウドシステムWEB社内報「WMZ」は、読まれる社内報づくりを目指しやすいサービスです。
例えば「ピックアップ設定機能」では、読者に優先して読んでほしい記事をトップページ先頭に表示できます。また、「ランキング機能」では人気の記事をランキングで表示でき、社員の興味を惹きやすくなります。さらに、スマートフォンアプリにも対応可能です。
さまざまなWEB社内報サービスが存在する今、サービス導入の検討時には、機能や費用などを比較することになるかと思います。その際には、社員に伝えるための工夫ができる機能があるか?という点も視点に加えておきましょう。