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社内報のつくりかた

社内報で紹介してみよう!心のメンテナンス方法とマインドフルネス

こんにちは!かわうそです。今回は心のメンテナンス方法やマインドフルネスについて、どんなふうに社内報で取り扱ったらよいか?について考えてみたいと思います。日々の仕事に忙殺されてあっという間に1週間が過ぎていってしまう・・・と感じている人もいるはずです。誰でも多かれ少なかれ仕事や人間関係のストレスを抱えているもの。そんな日常を過ごしている人は自分を見つめ直す時間を作ることで、仕事の能率がアップしたり、同僚とのリレーションシップを強化できるきっかけになるかもしれません。マインドフルネスは自分自身と向き合うための手法のひとつで、研修プログラムに取り入れている企業も増えつつあります。最近話題のマインドフルネスについて紹介しながら「仕事や会社生活を充実させるために社内報でどんな提案ができるか?」を探っていきましょう。

企業での導入事例も増えつつあるマインドフルネス

マインドフルネスとは?

「マインドフルネス」という言葉、何となくどこかで聞いたものの詳しくは知らない・・・という人が多いのではないでしょうか。マインドフルネスとは、自分の置かれた状況に冷静に対処し変化にも柔軟に対応できるように心を静かな状態にする方法です。仏教思想に基づいているもので、マインドフルネス実践の第一歩は「瞑想」を通して心に落ち着きを取り戻すことから始まります。

ミーティングに資料作成、プレゼンや商談・来客対応などに追われながら、高い目標を達成しなければならない・・・そんな日々が続いている時は、どこかでリフレッシュをして心の緊張状態を解きほぐすことはとても大切です。気分転換のひとつの方法として、スポーツや趣味を楽しむほかにマインドフルネスを取り入れてみてはいかがでしょうか。というのも、マインドフルネスに取り組むことにより仕事の生産性が向上したり社内の人間関係が円滑になったりなど、ビジネスにも良い効果が得られるという点で注目されているからです。

アメリカでトレンドになり、日本でも導入企業が増加

Appleを世界的企業へと牽引したスティーブ・ジョブズはマインドフルネスを実践していたとも言われ、アメリカでは2000年代に入ってから、シリコンバレーを中心にマインドフルネスを導入する企業が増えていきました。日本でも今から5年ほど前くらいからマインドフルネスの考え方が広まり、社員のパフォーマンス向上に役立つ手法のひとつとして、研修会や勉強会を開催している企業もあるようです。

マインドフルネスによって得られる「呼吸や瞑想を通して得られる静かで穏やかな心の状態」。これがいったいビジネスの現場にどう役立つのだろう?と感じる方もいらっしゃると思います。私自身も「瞑想や呼吸・・・それってヨガと同じじゃない?」というイメージを持っていたのですが、マインドフルネスに関連する本などを読んで日常生活のなかで意識的に瞑想をする時間を作ってみると、イライラやモヤモヤとした気分がリセットされるような感覚になりました。

スポーツでも緊張して力みすぎるとよいパフォーマンスができないのと同じで、落ち着いて物事に対処するトレーニングは仕事にも良い影響をもたらします。実際にマインドフルネスの勉強会を実施し、勉強会の様子や参加者の感想などを社内報で詳しく紹介している会社もあります。大事なプレゼンを控えている、あるいは大きなプロジェクトを任されている・・・ストレスフルな状況下にあってもリラックスして仕事に取り組めるように、マインドフルネスで提唱されている「瞑想」や「呼吸法」をビジネスの現場に取り入れる事例も増えつつあります。

いかにして働くか?そしていかにして休むか?

社内報で心の疲労回復方法に注目してみよう!

日本でも仏教で「坐禅」という修行方法があり、心から雑念を取り払うことで得られる効果はよく知られています。実際にお寺で坐禅体験をした人も多いと思いますし、マインドフルネスも東洋思想に由来している部分が大きいので「心を静かにして整える」という点では共通している点があるかもしれません。「自分と向き合う時間をいかにして作るか」は、仕事だけでなく日々の生活にも役立ち、心の養生にもつながります。

では、社内報でマインドフルネスについて取り上げる時はどんな内容の記事にすればよいか考えてみましょう。会社生活にマインドフルネスを取り入れている企業では、社内に瞑想ルームを設けたり、コーチや専門家を読んで研修会を定期的に実施しているところもあります。社内報では研修の様子をレポートしたり、瞑想ルーム等を利用している人に「マインドフルネス」を実践した結果、仕事にどんな効果があったかをインタビューすれば興味深い記事が書けそうです。

一方、マインドフルネスの考え方や実践方法について、まだそれほど認知されていないという会社では【心の疲労回復方法】【忙しい時のストレスコントロール方法】というテーマを設定し、社員自身が取り組んでいるストレス対処法とともに、マインドフルネスの考え方を紹介するのも一案です。

働き方改革は休み方改革でもある

「働き方改革」を推進するうえで生産性の高い仕事の進め方が求められている今、マネジメント職についている人は強いリーダーシップを発揮しなければならない場面も多いと思います。日々の仕事に忙殺されていると、解決すべき課題やトラブルを見過ごしてしまうかもしれません。困難な状況にあってもよい結果を残すためには、ただひたすらに仕事をやり続けるのではなく、ちょっと仕事から離れて、心と頭をリセットするタイミングや時間をどう確保するかもビジネススキルのひとつです。

健康や気分転換のためにウォーキングやスポーツジムに通っていても、ついつい仕事について考えてしまい、なんとなくモヤモヤが続いてしまうことはありませんか?リフレッシュをするために身体を動かしているのに、頭や心は仕事のストレスでいっぱいで、なかなか気持ちを切り替えられない時は、心が疲れている証拠かもしれません。そんな時こそ「マインドフルネス」の瞑想を試してみるなど、心の休息をとるように工夫すれば新たな気分で仕事に取り組めそうです。社内報で「働き方改革」をテーマにした記事や特集を組む場合、いかにして「パフォーマンスを向上させるか」についてクローズアップしがちですが、どうすれば心と身体が充分に休まるか?という「休み方改革」にも着目してみましょう。

Business woman getting idea at workplace

社内報で心のメンテナンス方法を紹介してみよう

専門家のアドバイスも取り入れながら情報収集をしよう!

「マインド (Mind)」 には【精神・知性・知力・精神の正常な状態】といった意味もあり、マインドフルネスは知性や知力が満たされた状態と捉えることもできます。心の状態と密接に関わっている脳が疲労すると寝付きが悪くなったり、ネガティブな思考に陥ったりする傾向になるともいわれています。もし誰でも気軽にできる心と身体のメンテナンス方法」というテーマで社内報の記事をまとめたいときは、医学的な観点からも正しい情報を紹介できるように会社の産業医の先生にインタビューをしたり、アドバイスを受けるようにしましょう。労働安全衛生法により「ストレスチェック制度」を実施している企業も多いと思いますが、産業医をはじめ専門家の意見を取れ入れ、心や脳の疲労度を簡単にセルフチェックできる判定テストを掲載するのもひとつのアイデアです。その記事のなかで、自分でストレスを上手にコントロールするための方法としてマインドフルネスを紹介してもよいでしょう。

社員それぞれが取り組んでいる心のメンテナンス方法とは?

マインドフルネスによって、これまで「根性論」や「精神論」で片付けしまいがちだったことも自分でできる心のメンテナンス方法を知れば、仕事への取り組み方やプライベートの過ごし方も充実したものに変わる可能性があります。社員が実際に取り組んでいる心のメンテナンス方法を紹介する記事は、よりよい仕事をするためにも役立ち、社員から興味を持って読んでもらえるのではないでしょうか。

「仕事や人間関係での困難・ストレスにどう対峙するか」や「職場のチームや同僚にストレスを与えないマネジメント手法」について、実際に体系的かつ専門的な研修プログラムを実施している会社はそれほど多くはないのが実情です。だからこそ、マインドフルネスの考え方を参考に「社員の心と身体を守るために何ができるか」は、社内報でも記事に取り上げておきたいテーマのひとつといえるでしょう。

 

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