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社内報のつくりかた

「編集」の仕事は黒子役!?

2018.11.06

2015.06.10

こんにちは、nocoです。
さまざまな仕事を経てここにいますが、一番経験が長いのが情報誌の編集の仕事です。
ここでは、私の経験から、少しだけみなさんが編集者の「こなれ感」を身に付けられるようなプチ情報をお届けできたらと思いますので、よろしくお願いします。

今回は、「編集」という仕事について考えてみます。
編集とは、文字通り、必要な素材を収集し、取捨選択し、それを構成していく(編む)こと。編集者は、そのスタートからゴールまでを設定し、道筋を立て、さまざまな調整をしながらゴールに向かって進めていく仕事です。自分で企画を立てて誌面を作れるという点では、表に立った仕事のように見えますが、実際には、「調整」の仕事が大半です。

世に言う編集者は華やかなイメージを持たれていることが多く、「雑誌の編集と社内報の編集では違うでしょ?!」と思っている人もいるかもしれません。でも、そんなことはありません。根本的な仕事は同じです。そうです。ひたすら地味な黒子役なのです…!!
(社内報担当者のみなさんも、もう気づいていらっしゃると思いますが…)

私が編集者時代に最も心がけていたことの一つは、「とにかくブレーンさん(デザイナー、カメラマン、ライターなど協力してくれる人をこう呼びます)が気持ち良く仕事ができるようにすること」でした。どんなに良い企画を立てても、それがきちんと表現されなければ読者には届きません。私ひとりでは何も形にすることができないのです。 

みなさんは直接カメラマンやデザイナーに依頼をして進めていくことは少ないかもしれませんが、企画から印刷までひとりで作ることはまずないでしょう。社内外含め制作側として関わる人たちがこれに当たると思います。

私が心がけていたことは、シンプルです。

・「一緒に作っている」という意識を忘れず、相手の立場を尊重する
・スケジュールはきちんと守る(自分の遅れで制作スケジュールがズレないよう)
・記事の企画意図や目指す方向性をきちんと伝え、共有する
・打ち合わせや取材では盛り上げ役になる

そして、それぞれの役割の人たちが方向性に迷ったら、「この企画はこうです」という指針になる(ジャッジする)。

仕事のうち9割くらいは「大変だな」「しんどいな」と思いながらやっているのですが、誌面が上がってきて、自分のイメージを超えたものに仕上がってきたとき、鳥肌が立つほど感動することがあります。
「そうそう!こんな誌面にしたかった!こんなことが伝えたかった!」

みなさんにも、そんなときが必ずやって来ます!そんな達成感を目指して、頑張って下さいね。

次回は、制作関係者への心がけ同様、円滑に記事を作るために必要な「取材対象者、掲載協力者に気持ち良く協力してもらえる対応の仕方」についてお届けします。

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