社内報のつくりかた
夏から秋にかけては「社内報のリニューアルをしたい!」というご相談も徐々に出てくる時期です。 一言で「リニューアル」と言っても発行目的から見直す大規模なものから、特集企画や連載企画のリニューアル、なんとくマンネリ感があるのでイメージを変えたいという小さいリニューアルまで様々です。
リニューアルでイメージを変えたい場合、一番手っ取り早いのが、「表紙デザインの変更」。
でも、意味のない写真やイラストでは、読者の興味を惹くことはできません。
社内報に求められる役割は時代にあわせて変化してきていますし、ツールとしての重要度、期待度もあがっています。「経営方針や社長の想いを浸透させるため」、「離れて働く現場社員たちの横のつながりを深めさせるため」など、それぞれの企業ごとに社内報目的は異なります。
社内報担当者である皆さんは、社内報の発行目的を考えながら制作していると思います。イメージを変える場合も、「好きor嫌い」だけではなく「社内報の目的に合っているか?」の視点を持って検討しましょう。
そのためにはまず、これまで社内報を発行してきた企業様の場合は、現在の表紙デザインを採用した背景や、社内での評判を聞いてみましょう。オリジナルの冊子タイトルをつけているのであれば、その由来を確認してみましょう。
そこに次なるヒントが隠れているはずです。
表紙は、その社内報の顔となる大事な部分。
社内報の目的が伝わるためには、どうしたらよいか?
ワクワクと中身を期待させるような表紙デザインとは、どういうものか?
を考えていきましょう。
内容に関係する画像やイラストを使用する、記事の内容項目を表示するなど、すでに取り組まれている企業様も多いと思いますが、モチーフを扱うメリットについて考えてみましょう。
大胆に使うことで、紙面に動きを出す効果もあります。自然のモチーフを使えば、カンタンに季節感を表すことができます。ただし、写真を使うだけでは企業様のオリジナリティを感じさせることは難しいです。それは、その風景自体を企業様が作り上げたものではないことがほとんどだからです。
選んだ理由を考えてその要素を加えましょう。たとえば風のようなグラフィックラインを引いて“時の流れ”を感じさせる、企業ロゴ形で切抜いて使用することで、“企業の方向性”を表すなど。
人物の顔、特に目の部分は注目を集めやすい場所です。カメラ目線の写真はその人物からの「強い主張」を感じさせる効果があります。逆に視線をはずした写真は、その人物の活躍を見守る「読者側の目線」で見ることができます。活躍している1人を取り上げて特別感をだしてみたり、部署やチームなど複数人数を取り上げて一体感を出してみたり、取り上げ方によって多くのバリエーションがあります。
堅苦しさを取りのぞき親しみやすい印象を与えます。また、写真に比べてイラストは抽象的なイメージにまとまるので、読者に「想像の余地」を与え、気になって内容を読んでみたくなる、という効果が期待できるかもしれません。企業ならではの商品やサービスなどをイラスト化することで、自社らしさを出していくといいでしょう。
さぁ、表紙デザインに伝えたい想いを乗せて、発信していきましょう!
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