社内報のつくりかた
こんにちは、ディレクターのkojiです。
いきなりですが、社内報のデザインを外部のデザイナーさんにお願いしている企業も多いと思いますが、こんな悩みを抱えたことはないですか?
「渡した資料どおりのレイアウトで、デザインに工夫が感じられない」
とか、
逆に資料を渡さずに口答だけでイメージを伝えたら、
「イメージと異なる奇抜なデザインがあがってきて、修正するのに苦労した」
とか。
せっかくプロのデザイナーに発注をしているのに、これではなんだかガッカリしてしまいますよね。でも実は、依頼をしている皆さん側にも原因があるかもしれませんよ。ということで、今日は、思い描くデザイン案をあげてもらうための簡単な手法をお伝えしたいと思います。
他社の会社案内やホームページ、本屋さんで買った雑誌、街中で配布しているフリーペーパー、テレビなど、デザインイメージのタネは世の中に溢れています。それをデザイナーに「こんな色づかいにしたい」「このくらいはじけた企画ページにしたい」など“YESイメージ”を伝えることで、発想力を引き出していってあげましょう。
この時、「こんな色づかいにはしたくない」「ここまではやってほしくない」という“NOイメージ”も同時に伝えてあげましょう。そうすることで、デザイナーは、「デザインの振り幅はココからココくらいまでか」と頭の中を整理できるので、行き過ぎたデザインを防ぐことができるでしょう。
ページで伝えたいことは何なのか?ターゲットの読者はどんなタイプなのか?デザイナーに依頼する前に、企業側の皆さんで必ず整理をしてください。さらに、読者にどんな風に感じてほしいのか、伝わってほしいのかを考えます。伝える側からの想いだけでは読者の気持ちを動かすことはできませんから。
「伝える」ことと「伝わる」こと、言葉は似ていますが大きく異なります(この部分についてはまた別の機会で)。そこまでが整理されたところで、丁寧に、適切に、デザイナーに説明してあげてください。
最後は少々乱暴な方法になりますが、デザイナーも人の子です。スタイリッシュなデザインが得意な人、可愛らしいデザインが得意な人、広告ポスターのようなインパクトのあるデザインが得意な人、緻密に計算されたレイアウトが得意な人など、得意なことは異なるものです。
もしも、いろいろ試しても改善されない場合は、思い切って担当営業に「こんな雰囲気のデザインが得意なデザイナーはいませんか?」と相談してみるのも一考と思います。
限られた時間とコストの中で、思い描くデザインがあがってきたら、皆さんのご負担もかなり軽減されることでしょう。そのために、関わる人たちとのコミュニケーションを深めてイメージを共有することが大切というお話でした。
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