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社内報のつくりかた

~カメラ選びの基礎知識~

2018.11.05

2015.09.15

こんにちは!ディレクターのnemoです。

今回はセミナーを受けに来て下さる方の中からもご質問を受けることの多い「カメラ選び」について、ご紹介させていただきます。

みなさんはプライベート用にとカメラを買われるとき、何を第一に優先して選ぼうとしますか?

「持ち歩きやすさ?」
「デザイン性?」
「出たばかりの新モデル?」

選ぶ基準は色々とあるかと思いますが、社内報に使いたい写真含め、「やっぱりきれいな写真が撮れるカメラを!」と重要視される方は、以下のことに注意を向けて、カメラ選びをしていただければと思います。

まず家電量販店などで、カメラを選んでいると「お客様、きれいに写真を撮りたいのであれば、画素数の高いものがおすすめですよ!」と声をかけられるのがほとんどかと思います。

画素数が高ければ、きれいな写真が撮りやすくなることは「確かにそうです」と言えることなんですが、そもそも良く耳にするこのワード「画素数」って、それが何か皆さんご存知ですか?

「画素数」とは、レンズから取り入れた光を情報として受け取るためにあるセンサーに並んだ、点の数のことを表しているんです。

方眼紙のマス目のようにその小さな点は並んでいるんですが、レンズから入ってきた光をその点一つひとつが受け止め、最終的に一つの像として画像に起こすことをする、というところで、この点の数が多ければ多いほど、入り込んでくる光の情報を事細かに拾うことができる。その結果、高画質な絵(写真)が映し出せるようになる、と言う仕組みになるんです。

だから、画素数の高いカメラが良いんですよ!と言われるんですね。
で「なるほど…」とうなづいてしまった方、まだここで納得をしてはいけません!

実は「きれいな写真」を撮る為には、画素数以外にもう1つ、大事な要素があるんです。
それが「イメージセンサー」というもので、カメラの中にある(写真でいうとレンズを外した際に見える)四角の板なんです。

 

photo-1_

このイメージセンサーと言うものは、先ほど説明した「画素数」を表す小さな点が並んだ板のことなんですが、カメラの心臓部分とも言われています。

きれいな写真を撮る為には、このイメージセンサーの大きさが大きく関わっている、というのが今回のポイントになります。

今やデジタルカメラも「コンパクトデジタルカメラ」や「ミラーレス一眼レフカメラ」、また「一眼フレカメラ」といろんなモデルや種類が出ていますが、実はカメラそれぞれの中身を見てみると、このイメージセンサーと呼ばれる板の大きさは全く異なり、大小の違いによって、写真の質も変わってくるんです。

ちなみにプロのカメラマンが使うようなカメラだと、「フルサイズ」と呼ばれるイメージセンサーが搭載されており、逆に普段よく使うコンパクトデジタルカメラなどになると「フォーサーズ」と呼ばれるイメージセンサーになり、その大きさの違いを見ても、フルサイズの方がフォーサーズに比べ一回り以上も大きいものになるんです。

この板の上に画素数と言われる小さな点が並んでいるんですが、同じ画素数でも小さなイメージセンサーの上にひしめいて並ぶ点よりも、大きなイメージセンサーにバランスよく並ぶ点の方が取り入れる情報の質も良くなる、というところで、結果、写真の仕上がりにも大きな差が現れるようになります。

「画総数」は良く耳にしていたけど、「イメージセンサー」と言うワードは初めて聞いたという方も多くいらっしゃるかと思います。
まずはご自身が使われているカメラがどのくらいのサイズ感になるのか、チェックしてみてくださいね!

 

photo-2_

 

ちなみにこのイメージセンサーについては、ミラーレス一眼レフカメラやデジタル一眼レフカメラのレンズ付け替えの際、露出する部分ではあるんですが、先ほども説明したようにこの部分は「カメラの心臓部分」にもなります。

キズやほこりが付いてしまうと、仕上がる写真にも大きな影響が出てしまいますので、覗き込むことは控え、レンズを付け替える際もできる限り仰向けにすることなく、下を向けるか、真横を向けるかして、ほこりが付着しないよう、注意をするように心掛けてくださいね!

次にカメラを買い替えるときは、是非「画素数」と「イメージセンサー」に着目してみましょう!

ではでは、また次回をお楽しみに! 

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