社内報のつくりかた
みなさんは自分では「いいデザインが上がった!」と思って上司に見せたら、「このデザインは好きじゃない」「この色使いはちょっといまいち・・・」なんてダメ出しされたことはありませんか?
せっかく試行錯誤して良いと思える誌面ができ上がっても、他のメンバーの個人的好みによって没になるという話はよく耳にします。
今回はそんな事態に陥らないためにはどうしたらよいかを紹介していきます!
満足のいくデザインが上がってきた後は、上司や経営層に向けた、社内チェックやプレゼンをすることになると思います。その際に必ず、デザインにロジックを入れたプレゼン資料を作成するようにしましょう。
これは、デザイナーに依頼してもいいかもしれませんが、基本的には社内でよく使われている略称や符牒をふんだんにいれた資料を、担当者自ら作成した方がいいと思います。
デザインにロジックを入れるとは、
・なぜこのビジュアルを表紙に選んだのか
・コンセプトを的確にアピールする
・会社のイメージを表現する
・社長のイメージアップを図る
・・・などの理由を明確にしていくことです。
また、「暖色を中心に暖かみのある紙面にするためのカラーリング」や、「ワンポイントでこの位置にスクエアボックスを入れることで紙面の引き締めを図る」などといった、デザイン全体に関する説明を入れていきます。これはデザイナーにデザイン意図を聞いてみると、意外と答えてくれるものです。
このようなことは、広告代理店では必ずクライアント向けに行っています。なぜこのようなことをするのかというと、なんとなく美しいデザインというだけでは、個人の好き嫌いの判断しか得られないからです。
このようなデザインになった背景や理由を、きちんと明文化することで、合理的な判断ができるようになります。トップ以下経営層の好き嫌いといったあいまいな判断基準によるのではなく、ロジックで組み立てられた製品のように、スペック一つひとつを基準として判断できるようになります。
皆さんが精緻に組み立てたデザインであれば、ほぼ間違いなく承認されることでしょう。修正箇所が出てきたとしても最小限の修正にとどまり、デザイナーにも明確に伝えることができるでしょう。
ぜひ今後の参考にしてくださいね。
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