社内報のつくりかた
みなさんの会社に、デザイナーはいらっしゃいますか?
デザイナーがいらっしゃる会社はそう多くはないと思います。
大半の企業では、印刷物やWebのデザインは外部に発注しています。デザインの打ち合わせに必要なのは、「デザイナー脳」。
独自の感性で作品の世界観を構成する職人であるデザイナーとのコミュニケーションです。
今回はデザイナーとのコミュニケーションに必要なポイントを紹介します!
デザインの打ち合わせをする際に、最初に決めなくてはならないのは表紙やメインとなるビジュアルです。このような時に大切なのは、先に説明した通り、全体のコンセプトであり、何を表現したいのか、何をアピールしたいのか。
その決定事項を、デザイナーにわかるイメージで共有することです。
ここで大事なことが「デザイナー脳」です。
デザイナーとイメージの話をする時には、必ず見本となるようなサンプルを用意しましょう。
写真でもいいし、他の会社の印刷物やWebサイトでも構いません。スマホで画像検索してもいいでしょう。言葉で伝えるよりも具体的なビジュアルがあった方が、デザイナーと確実にイメージを共有することができます。
さらにデザインをする上で、キーとなるカラーについても、それまで使用していた印刷物やWebサイトを参考資料として渡すようにしましょう。
最近のデザインは白地を活かしたものが流行る傾向にありますので、どのようなキーカラーをアクセントとして入れていくのかによって、全体のトーンが決まってくるのです。
そして重要なのは、原稿の分量です。
1ページ当たりの原稿の分量がどの位になるのかによって、デザイナーは文字の大きさや行間を決めます。これは、最も原稿量が多いページを参考にします。ですから、原稿の分量が確定していない状態で、デザインを開始すると、後で原稿が入らないページが出てくることもあるので、注意しましょう。
デザイン先行で進行する場合は、デザインに合わせて原稿の分量を調整することにします。その際には、原稿を依頼する部署やライターに文字数を指定して原稿執筆を発注しましょう。
このようにして、デザイナーが作業を進めていく段取りを先取りするような形で、イメージを共有し、キーカラーと原稿の分量を確定して文字の大きさや行間を決めていくと、デザインがスムーズに進行します。
デザインに関しては、素人だからといって、まるごと任せてしまう担当者が多いのですが、このようなポイントを押さえておけば、自然と完成イメージを思い浮かべながらデザイン発注ができる「デザイナー脳」が養われていくでしょう。
デザイナーとイメージを共有することができると、大きなズレも起こることなく、制作作業を進行することができますよ。
ぜひ、意識してみてくださいね!
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