社内報のつくりかた
こんにちは、ディレクターのnemoです。
突然ですが、みなさんは社内報などで撮影をしたあと、そのデータをきちんと見返すことをしていますか?
しているとしたら、それはいつのタイミングですか?
撮影が終了したら、すぐという方
撮影データのバックアップを取る時という方
制作に取りかかろうとする時という方
おそらく「チェックをしよう!」と思うタイミングや「チェックをしなくちゃ!」という意識を強く持たれている方は少なく、制作のタイミングに差し掛かった際や他のスタッフから「写真を見せて!」などの声がかかった時に、初めて見返すきっかけが訪れる…という方が割合多いのではないでしょうか?
見返すタイミングによって、そこから生まれるメリットも変わるのですが、今回は撮ったデータを撮影者自身が見返すことの重要性をお伝えしたいと思います!
分かりやすく3つのタイミングを例に挙げてご紹介させていただきます。
撮影現場に入り、「とりあえず連射しておこう!」や「必要なシーンを押さえておけば大丈夫!」なんて思いから、ファインダー越しに覗く風景や様子だけを頼りにシャッターを切って、撮ったらそのまま、なんて状態にしていることありませんか?
コンパクトデジタルカメラなどのライブビュー撮影などもそうですが、案外、目で見ている風景と写真に写る風景には小さな差異があったりします。デジタルカメラの場合、シャッターを切ったあと、今撮ったばかりの写真がモニターに写し出されるものですが、良く見てみるとシャッターを切るタイミングによって、思うような写真が撮れていなかったり…なんてこともあります。
若干面倒と感じてしまう部分もあるかと思いますが、シャッターを切ったあとは、一枚一枚しっかりと「ピントが合っているか」、人物撮影の場合「目をつぶった状態にいないか」など、撮るべき写真が撮れているかをきちんと確認するようにしましょう!
そうすれば、「撮り逃し」がなくなったり、「シャッターを無駄に切る必要性」がなくなったりしますよ。
案外、撮影したデータのバックアップを取ったら、それで終わり!と作業を完了させてしまう方も多いのはないでしょうか?
データの移行だけが「バックアップを取り終えた!」という状態になるわけではありません。きちんとバックアップを取るべきデータがしかるべき場所にすべて保存されているか、撮ったデータを今一度開いて、目視するようにしましょう! 「他のデータが混ざってた!」や「ある一部分だけがコピーされてない」なんていう事故が発生することもありえます。
せっかく撮ったデータがどこかに消えてしまう…なんてことを避けるため、ここは重要なポイントとして押さえておきましょう!バックアップを取る際、ほとんどがPCのモニターを通してのチェックになるかと思うので、改めてご自身が撮ったデータを見返し、その中から「ベストショット」も見つけ出すこともしてみましょう!
ベストショットが見つけられれば、必ず自信が身につきますよ。
これは単に撮影をした時から時間を空けて見返すことで、自身で撮った写真のはずなのに、なんとなく第三者の目で、その写真の印象の善し悪しが見つけることができる、ということのポイントです。
撮ったすぐ後だと、直接目で見た情景や様子が頭の中を先行し、写真そのものが持つ情報を見つけ出すことができなかったりなんてこともあります。
忘れたころに見返すのが一番なんですが、先入観なく、見返すことで自分で撮った写真の意外な良さや改善すべき点等が見つけ出せるようになるので、是非面倒に思わず、気づいたときに振り返ることを心掛けてみましょう!
今回ご紹介した「見返す」タイミングは、それぞれ異なるメリットを持っているので、まずは意識して試していただければと思います!素敵な写真で社内報を飾れるよう、みなさん頑張りましょう!
と、最後に前回の記事「人物撮影のポージング8選」の中で取り上げた「浮遊写真」について、撮り方のコツをおまけでご紹介いたします。
1) 撮られる人は片足で立ち、身体を前傾に傾けます
撮る人はシャッター速度を1/200秒以上に設定します
2) 撮られる人と撮る人の間で、シャッターを切るタイミングを共有します 撮られる人は片足でジャンプをして、後ろに足をそろえるイメージで一気に飛びます
3) そうすると「浮遊写真」ができあがります
こちらも是非試してみてくださいね!
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