社内報のつくりかた
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こんにちは、ディレクターのnemoです。
そろそろ新年度号の制作に取りかかり、取材や撮影など、素材を集め回るのに忙しくされていらっしゃる方も多いのではないではないかと思いますが、みなさん、写真の収集の方は順調でしょうか?
私自身も社員紹介や職場紹介などのページを作るため、毎日撮影で飛び回っているのですが、そんな中、ふと「人」を撮影する時、みなさんがどんなポージングを被写体に対し、指定しているのか、ちょっと気になりましたので、今回は私が持つ人物撮りの際のポージングバリエーションを参考までにご紹介させていただければと思います!
今すぐ実践できるポージング例を厳選して8パターン挙げさせていただきますので、要チェックです!
ただの直立では何の面白みもないので、男性の場合は手をパンツのポケットに、女性の場合は手を前、もしくは後ろでつないで、動きを加えます。
ポイントとしては、無表情の状態でシャッターを切ることは避け、歯までは見えなくとも、口角を少し上げて、表情に柔らかさを足してあげる、です。これだけでもカジュアルなイメージの写真に仕上がります。
カメラマンに対し、被写体を斜め方向に向かせて立たせるポージング。斜め向きに立ち位置を決めることで、身体に奥行き感が出て、シルエットもきれいに見せることができます。顔向きだけをカメラ目線にしてみたり、あえて目線を身体が向く方向の先に飛ばしてみたり、顔向きを変えるだけでもそこに写る人物の印象を変えることができます。
これは男性に向けたポージングの一例となりますが、肩幅が開き、姿勢も良く見える、実は良くありがちなポージングでありながらも被写体にカッコよさを与えることのできる実用性の高いものとなります。「できる男」を演出したいと思う際はぜひ使ってみてください!
ただただ何もない状態でポーズを撮り続けるのは、プロのモデルでなければ、到底難しいことです。
そんな時は「物」にも頼ってみましょう!身近にあるアイテムや仕事に関わるものを持たせて、いつも通りに使ってもらう…その様子を撮影するだけで被写体の自然な様子をグッと写真に収めやすくなります。
演技と言いつつも、被写体を助けるとっておきの技になります。
恋人!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、表情重視で撮りながらも空間の奥行きも同時に捉えられる、イメージ写真向きのポージングになります。
カメラマン自身も壁に近いところに立ち位置を置き、あえて手前の壁も画面に押さえる構図になります。被写体の顔位置は三分割法を元に、右端から3分の2のあたりに配置するようにしてみましょう。目線をもらえば、被写体の表情に説得性が生まれ、目線を外せば、物思いにふけるようなイメージの絵が撮れるようになります。
ただ、立ちポーズから手を台においたシンプルなポージングになりますが、手が前に出ることで動きと身体のラインに奥行きが生まれ、立体的なイメージの写真が撮れるようになります。手を台に置くだけなら、被写体にとってもハードルの低いポージングとなりますので、実践しやすいパターンの1つです。
撮影の際は目線をもらって撮ることの方が良いかと思いますが、縦位置で撮るなら、被写体の胸の高さにレンズを合わせ、横位置で撮るなら、三分割法で少々下目から煽るように撮る構図がベストかと思います。
立って撮るだけが人物撮りじゃないというのはお分かりなるかと思いますが、被写体の「ポーズを撮らなきゃ」のプレッシャーを緩和することができるポージングとなります。
立ちの状態でいると頭、肩、手先、足先…と被写体自身、どこをどうしたらいいのか、分からず、そして焦り、結局緊張感が増してしまう、と言う状況になり得ることが多々あるのですが、その状態から一度座っていただくと、その瞬間に全身に合った緊張が「ホッ」と和らぎ、笑顔も出やすくなるので、是非間に挟んでいただければと思います。
自然と手もテーブルの上に置き、勝手にポーズも決まるものだと思うので、そのまま話をしながら、撮影を始めてみてください!
突然!?と思うかもしれませんが、案外やってみると被写体の緊張感が一気にほぐれ、笑顔を引き出しやすくなる、隠れ技だったりします。撮影に行き詰まったら、唐突に被写体に振ってみるのもいいかもしれませんね。「えっ!?」と言う不意打ちから素敵な笑顔が生まれるかもです。
ちなみに上記の写真は「ジャンプ」と言いつつも、「浮遊(ふゆう)写真」と言う、ちょっとコツのいる写真なんですが、これが撮れれば、切抜き系のデザインにもおおいに使えるものになるかもしれません!
この技を知りたい方は、是非nemoまでお問い合わせください!
と言うことで、今回は人物撮りに知っておきたいポージングのバリエーション例をご紹介させていただきました!
素敵な写真で誌面を飾れるように、みなさん、被写体への「声掛け」にも積極的にトライしてみてくださいね!
ではでは、また次回をお楽しみに♪
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