社内報のつくりかた
ライターのニッタです。
社内報は小説とは違い、的確に意味が通じる文章が求められます。良い文章とは、ズバリ「読みやすい」文章につきます。その文章を書くためのコツは、「一文が短い、リズムがいい」の2つ。
今回は、文章表現で気を付けたいことに注目しましょう。
考えに考え抜いた文章を書いているつもり。でも、読んでいる側からするといまいち意味がつかみにくい。これでは社内報に掲載する文章としては問題がありますね。そこで一読して意味が解り、スムーズに読める文章を書けるようにしましょう。
社内報では「伝わること」が大事。そのためには、できるだけ短い文章を繋げていくのが理想的です。一文が短いと、必然的にリズムが生まれてくるもの。バンドの演奏を聴いていると、ドラムが「ドンドンダン、ドンドンダン」などとリズムを刻みますね。文章にもそういうリズムがあるのです。
例えば、次の文章を見てください。
「新卒社員にこの会社のどんなところが好きか聞いてみたら、和気あいあいとした雰囲気が好きで、社員食堂がおいしいのにはびっくりしたから、学生時代の友人に自慢できた」。
これは読みにくい文章の代表例です。
これを短く区切るとこうなります。
「新入社員に聞いてみました。『この会社のどんなところが好き?』。すると『和気あいあいとした雰囲気が好き』という感想に集中。ほかには『社員食堂がおいしいのにはびっくりした』という声も。学生時代の友人に自慢できる会社だと胸を張っていました」。
短くして読みやすくなっているだけでなく、リズムを感じませんか?
リズムの正体は、「体言止め」。文尾が「です・ます」もしくは「だ・である」という文の周辺に、「体言止め」を2~3文意図的に配置するのです。理想的なのは、「体言+体言+です+体言+です+体言+です」など、サンドイッチのように使うこと。これだけでスッキリ感が違ってくるのです。
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