社内報のつくりかた
こんにちは、ディレクターのnemoです。
今回はカメラのセミナーの中でよくご質問をいただく「建物」の撮り方について、簡単にポイントをご紹介させていただきます!
建物や催事イベントのブースなどを見栄え良く撮るためのコツは全部で3つ。
簡単にできるコツなので、ぜひ撮影機会がありましたら、トライしてみてくださいね!
建物には水平と垂直のラインがあり、それらを画面に対してまっすぐになるよう写すのが建築撮影の基本となります。
この水平、垂直のラインをまっすぐ撮るためには専用のレンズが必要にもなりますが、コンパクトデジタルカメラなど、ズームレンズを使って撮影をする場合は、まっすぐに撮ったつもりでいても画面上に歪みが生じ、まっすぐな絵を撮ることができなかったり…ということもあります。
一般的なズームレンズを使って撮影をする際は建物の水平、もしくは垂直のライン、どちらかを主軸に絞り、その建物の中で最も目立つラインを水平、垂直になるようにしっかりと画面に収めるようにしてみましょう。
横広の建物なら水平ラインを、縦長であれば垂直ラインを軸にすることを意識すると良いかもしれませんね。
ちなみにカメラによっては、画面上にグリッドを表示させることができるものもあるので、ぜひそれらも活用していただければと思います!
建物の全景を撮影するときに気をつけおきたいことは、撮ろうとする建物にあまり近づきすぎないこと!
建物に近いほうがよく写るだろうと、近距離から撮影をしようとされる方もいらっしゃいますが、ズームレンズを使っての撮影となると、手前にあるものは大きく、そしてはっきりと写りますが、後ろにあるものは小さく、歪んで写る傾向があるため、建物の形をきれいに撮る場合にはあまり向かない距離感となります。
全景を見た目通りに撮りたい場合は、建物からある程度の距離を保って撮影するのがポイントとなります。
距離の取り方は、建物の大きさにもよりますが、全景の建物の形が見渡せる場所を目安にするのがベストになります。カメラを覗き込みながら、徐々に建物から離れ、全景がうまく収められる距離を見つけ出すよう、意識してトライしてみましょう!
建物を立体的に撮るには、建物が斜めから見えるように撮影位置を調整してみましょう!
四角いビルなどは真正面から見るとやや平面状に写ってしまうことがあり、絵的にも臨場感が出しにくくなります。建物らしさを見せるためには、立体物であることがわかるように、正面と側面が見える斜めから撮影するのがポイントとなります。
建物が真正面に見える位置から左右のどちらかに立ち位置を変え、側面が十分に見える位置になったら建物全体を見渡し確認してみましょう。ちょうどよいと思える場所が見つけられたら、まずはそこから撮影をしてみて、あとは撮ったものを都度確認しながら、撮影位置の微調整をしてみると良いかと思います。
左右の角度によって見栄えが変わる建物や、左右のどちらかに視界を遮る建物などがあったりと、建物を写す際の周りの状況も色々とあるため、その状況をよく見極めながら、どちらの方向から撮るのが良いのかなども、頭に入れて考えてみましょう!
ちなみに斜めの位置から建物を撮影する際も、水平または垂直のラインに意識してフレーム作りをすることを忘れずに覚えていてくださいね。
以上。
今回ご紹介させていただいた建物の撮り方は、今すぐ実践できる簡単ポイントとなりますが、これらを意識して撮影するだけでも建物の写真の見栄えはグンッと引き立ちますので、ぜひ試してみてくださいね!
ではでは、また次回をお楽しみに。
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