社内報のつくりかた
ディレクターのkojiです。
企業のさまざまな制作物のご提案機会をいただくのですが、その中で、提案内容に煮詰まった時や迷った時に自分に問う言葉があります。
それが、「喜び、発見、感動」という言葉。
実はコレ、ある企業の経営理念にもなっているのですが、人の気持ちを動かす力を持った熱い言葉だなと思い、制作物を作る上で忘れないように心に留めています。
「喜んでもらう」ために、「驚いてもらう」ために、「感動を与える」ために。
相手より何倍も相手のことを思い、期待を上まわるためにどうしたらよいかを考えることは大変であると同時にハッピーな作業です。私たちのご提案は、お誕生日に何をプレゼントしようか?喜んでくれるかしら?とドキドキワクワクする作業と似ています。
さて、社内報の企画に置き換えてみましょう。
「社内報で、サプライズ!?」どんなコトができるでしょう。
「ご家族へあてた手紙を書いてもらい、それを社内報に掲載する」という小さなコーナーを設けている企業さまがありました。支えてくださっている妻への感謝の言葉、これからの息子の成長を応援する言葉など、普段なかなか口にできないことを社内報に掲載し、自宅に帰って、サッと妻や息子に冊子を手渡していただきます。気づかずに読んでいたら、なんと自分への手紙が載っている!「えーーーっ!?(驚)」
なんとも感動の一瞬だと思いませんか?
また、ある企業の社内報では、記事の余白部分に社長から社員個人へのメッセージを小さく載せています。1号につき5~6名で、もちろん社員は誰宛のメッセージが載っているか読むまでわかりません。
自分の名前はあるかな・・・?と少しだけワクワク、ドキドキしながら読んでもらえる遊び心のあるこんな工夫もいいですね。
定年退職を迎える方へのサプライズとして、入社当時の写真や、職場のまわりの方からの温かいコメントを掲載します。ご本人は社内報に掲載されていることを知りません。「えーーーっ!?(驚)」渡されてビックリ。その1冊は、その方にとってきっと一生の宝物になるに違いありません。
定年退職の企画に少し近いですが、お誕生日や出産・結婚などのページへ、まわりの方からのお祝いコメントを掲載するというのもステキな企画になりそうです。
誰かが、自分のために何かを考えてくれたこと、それが嬉しいものです。
その嬉しい表情を見て、サプライズする側にもきっと喜びが訪れて、連鎖していく、まさに“コミュニケーションの活性化”といえるのではないでしょうか。
さぁ、ステキなサプライズを、社内報で!
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