WEB社内報
社内報のつくりかた
こんにちは、プロデューサーのkitaです。
今回は、WEB社内報のコンバージョンについて考えてみます。WEBサイトの来訪者に、どういう行動をさせるかということです。
コンバージョンとは、例えば、ECサイトでしたら商品の購入、営業目的のサイトでしたら商品のお問い合わせなどの引き合い、各種メディアは広告バナーなどのクリック誘導などなどですが、WEB社内報の場合、コンバージョンっていったい何でしょうか?
WEBサイトの構築・運営にあたっては、ユーザビリティ、アクセサビリティ、UI(ユーザー・インターフェース)、UX(ユーザー・エクスペリエンス)など、気をつけならなくてはならないポイントが沢山あり、WEB社内報にとっても同じくどれも重要な視点です。しかしながら、WEBマーケティングを考えた場合に重要な視点となるコンバージョンまで意識して運用されている企業様には、私は出会ったことがありません。
それは何故なのか?
もともと、WEBのマーケティング用語からの始まりで「B to B」とか「B to C」という2つの言葉があり、そこには明確にターゲットをイメージしたうえでのコンバージョンが存在してますが、WEB社内報の場合は、言葉を創ってしまいますと「B to I(internal)」ということになり、2つのどちらにも当てはまりませんので、コンバージョンについては考える必要がないものかもしれません。
たまに、社内報のご担当者様から「他の企業様はKPIの設定をしていますか?」と、コンバージョンに近いことを質問されることがあります。その場合は、「私の知る限りは、社内報にKPIを設定している企業様は稀です」とお応えしています。
印刷社内報からWEB社内報へ移行した企業様で、ログ解析を利用して閲覧率の向上などを目標に、表現方法を2種類用意されるなどしてABテストを行って、より効果的な方法を探って運用している企業様もありますが、WEBの表現方法が多種多様すぎることで、なかなか思うような変化への法則は導き出せないようです。
今回は、WEB社内報のコンバージョンについてという、社内報ご担当者様とほとんど会話したことのない要素について、ふと、書かせていただきましたが、WEB社内報の場合は、インターナルコミュニケーションのための様々な施策に加えまして、まだ歴史が浅く進化し続けているWEBそのものの可能性との対峙も重要であると、つくづく感じています。そして、WEB社内報には取り入れられていない「コンバージョンを意識してみると面白いかも」と思ってしまった次第です。
アンケートの回答への導きですとか、次号企画のアイデアの応募、積極的な参加促進など、印刷の社内報と違って、全て読者が見ている画面上で完結できるものです。そういったコンバージョンを上げるということは、社内の活性化の一役買っていくのではないでしょうか。
これからも、WEB社内報の可能性を探っていきたい思います。
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