社内報のつくりかた
ディレクターのkojiです。
さて今回は、「キャッチコピー」について。
キャッチコピーとは、企業、商品、作品などのイメージをターゲットに強く印象づけることを目的としてつけられます。その出来映えによって企業イメージや商品の売り行きが左右されます。
例えば、企業についている有名なキャッチコピーをいくつか挙げてみましょう。
●「そうだ、京都に行こう」(JR東海)
―このCMを見ると、無性に京都に行きたくなります。
●「あなたとコンビニ」(ファミリーマート)
―「あなたとコンビニ、ファミリ~マート♪」までを一息で口ずさんでしまいます。
●“あったらいいな”をカタチにする(小林製薬)
―新製品のCMを見ると、好奇心で試してみたくなりませんか?
●「no music no life」(タワーレコード)
―musicの部分を変えて、友人へ送るメールや手紙に使ったことあります。
●「お、ねだん以上。」(ニトリ)
―お得な商品があるのだろうな~と期待感を煽られます。
●まだ、ここにない出会い(リクルート)
―「まだ」「これから」といった未来に託す言葉って、なんだかワクワクしませんか?
などなど、見ただけ、聞いただけで企業や商品を想像できるキャッチコピーは大成功ですよね。
社内報でもこのキャッチコピー手法を取り入れて、ファンを増やしていくことができるのではないかと思います。
入れる場所は、表紙のタイトルまわり。キャッチコピーを考える場合、まずは次の3つがポイントです。
社内報で実現したいことはどのようなことなのか?「誰に」「何を」「どのように」伝えたい冊子なのか?を考えてみましょう。
キャッチコピーをつけると同時に、社内報担当者が社内報の発行目的を再認識することにも役立ちそうですね。
文章は長く書くことよりも短くまとめる方が難しいものです。その中に伝えたい情報をギュっと詰め込まなければならないからです。
1000本ノックではないですが、とりあえず短い言葉(10文字前後)で、思いつくことを否定せずに、数多く紙に書き出してみましょう。
30分で分かる、他では知れないといったベネフィット表現、まるで経済紙!?といった比喩表現、ファイト一発!(これはリポビタンDのキャッチコピーですが)といった感情表現など、なにか引っかかりを残す言葉を考えてみましょう。
言葉が誰かに響くことって、ステキなことですよね。さぁ、社内報に心を動かすキャッチコピーをつけてみませんか?
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