社内報のつくりかた
突然ですが、みなさんは暗さを感じる中での撮影の際、カメラについている内蔵フラッシュを率先して使っていますか? それとも極力使わないように「フラッシュ発光禁止」の設定にして、若干の暗さを感じながらも撮影をするようにしていますか?
おそらく社内報担当者になってカメラを使い始めた方は、後者を選んでいるのではないでしょうか。
そう、「フラッシュを使っての撮影」は、みなさんが写真の仕上がりを見て感じるように、被写体に対しての影が強く浮き出てしまうため、被写体ばかりが強調されてしまったり、背景に光が届かず、被写体の後ろが暗く影になってしまったりと、思ったような絵が撮れず、不自然な仕上がりになってしまうことが多々あるのです。
なぜそう感じてしまうのかと言うと、通常、陽の光は空から降り注ぎ、基本、影と言うのは下方向にできるものという認識を無意識に持ち、その様子に私たちは見慣れてしまっているからです。
内蔵フラッシュの光というものは、被写体に対して、前方向から強く当てられるものであり、その結果、被写体の背後に真っ黒な影がばっちり映り込みます。
また被写体ばかりに光が当たってしまい、被写体の背後にまで光が届かずということも良くあります。
例えるとこんな感じの写真ですね↓
こうなってしまっては、被写体を含めて、写真全体の印象が暗くなり、結果、状況をいろいろと伝えたいと思う社内報には不適切な写真…と判断を取らざるを得なくなります。
と言うことで、今回は「内蔵フラッシュを使ったきれいな写真の撮り方」をお教えしたいと思います。
今回は簡単3ステップ!です。
↓サイズはB5サイズかA4サイズあたりがベスト。横に二つ折りにしておきましょう!
↓内蔵フラッシュの前に二つ折りにした紙をかざすのですが、横から見た時に内蔵フラッシュに接触しないよう注意して、紙が上方向に湾曲するように片手で支えてください。
↓セットした紙がずれないよう、また紙の先がレンズにかぶらないように注意して、シャッターを切るようにしてください。
以上となります。
実際に、紙をセットしないでフラッシュ撮影をした写真と、上記のように紙をセットしてフラッシュ撮影をした写真を見比べてみましょう!
<紙を使用しないでのフラッシュ撮影>
<紙を使用してのフラッシュ撮影>
見て感じるかと思いますが、紙を使ったフラッシュ撮影の方が全体的に明るさが保たれていることもあり、柔らかな光の印象が画面に写し出されているかと思います。
これは、内蔵フラッシュの光がセットされた紙に当たり、そのまま上方向に光が飛んだことで、天井に当たった光が反射し、被写体自体を含めた周りの空間全体が明るくなった、というその効果のあらわれなんです。
この光の使い方は、一般的に「バウンス」と言われるのですが、内蔵フラッシュの光を効果的に使える技でもあるので、是非暗い中での撮影に遭遇し、うまく被写体と背景のそれぞれを撮ることができない…と困ったときに活用いただければと思います!
光の使い方をマスターすれば、撮れる写真のバリエーションも必然と増えてくるので、ぜひ苦手意識を拭い去ることも意識して、トライしてみてください!
楽しんで頑張りましょう!
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