社内報のつくりかた
目次
こんにちは!nemoです。
今回は社内報のイベントレポートなど、社員が集まる企画に撮影必須となる集合写真の撮り方について、ご紹介したいと思います。
以前に社内報の集合写真を撮影する際の進行について、vol.18でポイントを挙げ、ご紹介をさせていただいておりましたが、今回は撮影時の対応ではなく、撮影の際のカメラの設定の仕方についてのレクチャーとなりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡単そうに見えて実はとても難しい集合写真。
よくある「ブレ」や「ぼやけ」の解消術にもなりますよ。
撮影場所が広く、被写体との距離がしっかりと保てるのであれば、望遠レンズでも問題はないのですが、人数が多くなれば多くなるほど、望遠レンズを使っての撮影は難しくなってきますので、まずは被写体となるみなさんがしっかりと画面に収まるよう、広角レンズを使うようにしてみましょう。
レンズのフチに[〜mm]と数値が書かれているものですが、できれば28〜35の数値を目安にレンズをお選びいただけるとよろしいかと思います。
F値(絞り)とはカメラが光を取り入れるための穴の大きさを表す数値となりますが、この数値は高ければ高いほど、被写体をぼやけることなくしっかりと写し出すことができるので、ぜひ注意していただければと思います。
ちなみに数値を下げてしまうと、ピントを合わせた箇所以外の背景がどんどんぼやけるようになります。(例えば集合写真で中心の方にピントを合わせると端に映る方の顔や輪郭がぼやけて写ってしまう)ので、テストカットを挟んで、どのくらいの調整が適正になるのか、撮影前にしっかりとチェックしておきましょう。
被写体との距離が近く、明るい場所での撮影であれば、無理にストロボを使わなくても大丈夫です。しかし、極端に人数が多い場合や多少の暗さを感じるシチュエーションでは、集合いただく方それぞれの表情をしっかり写し出すことは難しいです。そんな時には躊躇せずにストロボも使って撮影をしていただければと思います。
もしお使いのストロボが取り外し可能な外付けストロボであれば、光を天井側に飛ばして撮影することもおすすめします。バウンスと言って、天井が白系の場合に効果を発揮するのですが、被写体に対し、自然な光の当たり方を生み出すことができるので、より綺麗な写し方が可能になります。
ちなみに光が発光されることで被写体もいつ撮られたかが分かるようになりますので、撮影の際の安心感を与える効果も期待できます。
人数が多くなる集合写真の場合、そこに写る全員が動かずにいてくれるのは、案外難しいものです。
ちょっと立ち位置をずらしてみたり、不意にポーズを取ってみたり、その動きは予測不能です。動きがあったとしても、シャッタースピードをある程度保持していれば、ブレ自体を軽減することは可能になりますので、ぜひ目安としていただければと思います。
手持ちでの撮影だとどうしても画面が傾いたりして、仕上がりに気持ち悪さを感じてしまったり、不安定さを感じてしまったりします。特にしっかりと写したい集合写真では、その点が余計気になってしまうものです。
三脚を使用することで、平行が保たれ、カチッとした仕上がりの写真になることはもちろんのこと、シャッターを押す際に生じるブレなども軽減することができますので、もし三脚をお持ちであるならば、持ち運ぶことを面倒に感じず、準備しておくことをおすすめします。
プロのカメラマンでも撮影の際には緊張をしてしまう集合写真撮影。
社内報担当者のみなさんも、ポイントを押さえることでしっかりと撮影することができるようになりますので、今回ご紹介させていただいた各設定を参考に、ぜひトライしてみてくださいね!
ではでは、また次回をお楽しみに。
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