社内報のつくりかた
こんにちは。ディレクターのタカエです。
支社や営業所のある企業で働いていらっしゃる皆さん、配属されたことのない支店や営業所のこと、どのくらい知っていますか?
従業員が100名を超えると社員間のコミュニケーションが難しくなると言われています。そんな背景の中、従業員数が千人・万人規模ともなれば拠点間や部門間でのコミュニケーションは困難を極めます。
一つの経営目標に向かって進むべき「同じ釜の飯を食う仲間」の情報は、距離は職種が離れることで更に届きにくく。。。目先の実務に追われる社員も「わざわざ他部署や拠点の情報を取りにいこう!」なんてモチベーションはありません。
自分とは関係のない支店だから知らなくても・・・と皆が思っていたとしたら、支店間・営業所間のコミュニケーションは進みませんね。支店・営業所間の協力体制を構築したい企業や、業務上支店・営業所間のやり取りが多く、より支店同士・営業所同士の円滑な人間関係を作りたい企業の社内報では、ぜひ支店・営業所紹介ネタを扱いましょう。
その支店で得意な仕事、名物社員、他の支店に負けないポイントなど、数ある支店・営業所の中でも何か特長を見つけて紹介すると、印象深い内容にできます。
その支店・営業所ならでは「ヒト」「モノ」「コト」の3点で考えてみましょう。
「ヒト」・・・部門長、注目社員、名物社員、関係社員の紹介など
「モノ」・・・担当商品・サービス、使用設備・アイテムの紹介など
「コト」・・・関連イベント、最近のトピックの紹介など
紹介する支店・営業所は、「ヒト」「モノ」「コト」いずれのテーマで取り上げると読み応えがありそうでしょうか?全てを盛り込んだ企画でも、いずれかを取り上げた企画でも可能ですが、印象は大きく変わります。社員に響きそうなテーマを選んでみましょう。
支店・営業所から、他の支店・営業所に対するメッセージ(仕事上でのアドバイス、サークル活動のお誘いなど)を掲載し、紙面に支店・営業所同士の交流の場を作りましょう。社内報をきっかけにコミュニケーションが広がるかも知れません。
このような支店・営業所紹介に慣れてきたら、支店・営業所間の連携事例の紹介や、他支店・他営業所からの推薦エピソードなど、支店・営業所間のコミュニケーションを活性化するネタにも挑戦してみてください。
社内報が全社員の“ハブ”となれたらいいですね!
一般的な拠点や部門紹介は、同期や顔見知り以外は自分の知らない社員が掲載されます。コミュニケーションの一般論として、認識したことの無い相手には、興味が湧かずになかなか目を走らせることができません。
そんな時には企画を工夫することで「他人事」問題を回避しましょう。マスコットキャラクターなどを用いて、「第三者」の目から面白く伝えてあげことで、目を惹く効果が生まれ、自然と記事に目が走るようになります。毎号連載していくうちに名物企画になることもあるのです。
現場は異なれども、同じ経営目標の元で職務を全うする社員同士がお互いの「今」を知ることは、他者の情報を知り、我が身を振り返る良い機会になります。そこから派生する「気づき」や「アクション」を巻き起こすことができれば、社内報の記事企画として「成功」と呼べるでしょう!
そのために「まずは読んで理解してもらう」ポイントを企画として味付けしてみるのも、一つの手です!
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