
社内報のつくりかた
こんにちは。ディレクターのkojiです。
さて、社内報に掲載されるメインコンテンツとして「社長メッセージ(トップメッセージ)」がありますが、「社内報に掲載必須のコンテンツなのでしょうか?」とお客さまから質問を受けることがあります。
答えとしては、必須ではないですが毎号どこかに登場したほうがよい、と思っています。それは、経営状況や企業のこれからの目指す方向を示す時、その先頭を走る社長の熱い想いは記事を通じて社員の心に響くと思うからです。
ただし、掲載方法は一つではありません。
社内報のメインの発行目的が「ビジョンの共有」や「ベクトル合わせ」などの場合には、毎号巻頭特集に社長が登場したほうがよいかもしれません。しかし、たとえばボトムアップ型の社内報で、「横のつながり(コミュニケーション)」を発行目的とする社内報の場合では、巻頭特集に社長を登場させるのでは冊子の目的が変わって見え読者を迷わせてしまうかもしれません。そのような場合は、別の企画、たとえば「社長と若手のランチ会」とか社長も会社の一員、コミュニケーターとして登場させることをオススメします。
実際に、ボトムアップ型の社内報を目指すサービス業のある企業さまでも、社長さまを毎号最終ページの編集後記程度のスペースに、毎号の社内報テーマに沿ったコメントを残してもらっていました。写真も掲載なし、ご自身のイラストのみ。それでも、このコーナーは非常に人気なのだそう。
なぜ人気なのでしょう?
おそらく社内報でしか載せないコラム内容に編集されていたからです。
社内報の社長メッセージを読んでもらうポイントは、掲載スペースや掲載場所ではなく、社内報にしか載っていない情報であるということ。思いきって試してみてはいかがでしょうか。
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