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社内報のつくりかた

「社内報」で社員の健康をいかにして守るか

2020.12.13

2018.08.10

はじめに

こんにちは!かわうそです。今回のテーマは「健康経営と社内報」です。近年「社員の健康をいかにして守るか」は経営課題のひとつという考え方が広まりつつあり、「健康経営」について積極的に取り組む企業が増えています。

例えば、メタボ予防やインフルエンザ対策の講習会を実施したり、メンタルへルスチェックを定期的に行うなど、企業ではさまざまな取り組みが行われています。社内報でも産業医による健康アドバイスや誰でも気軽にできる健康法の紹介など、健康やヘルスケアをテーマにした記事を掲載している会社も多いと思います。社員の健康意識を高めるために社内報でできること、そしてどんな社内コミュニケーションが有効か、さっそく掘り下げて考えてみましょう。

 

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平成最後の夏・・・。全国的に猛暑が続き、日々の通勤や外出だけでも体力の消耗度は相当なもの。外出の多い営業部門や屋外作業の多い業種では、熱中症対策について周知をしているところが多いのではないでしょうか?建設業や運送業では、熱中症から身を守るために作業手順の見直しや休憩の取り方を工夫したり、事業所内に注意喚起のポスターを掲示、朝礼などあらゆる機会を利用してタイムリーな情報周知に取り組んでいる事業所もあると思います。

社内報や支店・支社報、社内のポータルサイトを利用した情報提供も大切です。社内報は発行月の1~2ヶ月前から企画の仕込みや記事の作成を先行して進めている場合がほとんど。年間の発行計画を立てるときに花粉症・五月病対策(メンタルヘルス)・熱中症・インフルエンザへの対策は、あらかじめ掲載タイミングを決めておくと予防法などを詳しく紹介することができます。熱中症やインフルエンザの予防対策を4コママンガで社内報に掲載している会社もあります。パッと見るだけでもすぐに内容がわかるように、見せ方やレイアウトも工夫してみましょう。事前に計画をたてておけば産業医へのヒアリングや寄稿依頼も可能で、メタボ予防やメンタルヘルスなどはシリーズ化することもできます。

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「健康管理も仕事のひとつ」とアドバイスを受けたことがある人も多いと思います。就業規則に自己保健義務を定めている会社もありますが、健康管理を社員の自己責任に全て委ねてしまうのではなく、健康経営を推進するためには社内報を活用して健康維持に役立つ情報提供を積極的に行うことが大切です。

比較的小規模な会社や事業所では、インフルエンザなどの感染症が流行すると事業継続に影響が出ることもあります。早い段階で予防接種を受けるように働きかけをしている会社も増えていますが、社内報で日ごろの手洗いやうがいの励行など心がけておきたいポイントを紹介してもよいでしょう。最近はノロウイルス・デング熱・はしか(麻しん)などの流行で、出張や旅行時に注意が必要なケースも増えてきました。事前の情報周知や継続して注意を喚起することで健康リスクを防ぐことができます。

支店(支社)報など地域や部門ごとの社内広報媒体を展開している場合は、社内全体で大きな情報格差を出さないことと、その一方で地域性も考慮したきめ細かい情報提供のバランスが大切です。今年の春に沖縄を中心にはしか(麻しん)流行しましたが、沖縄の企業では注意喚起書を社内に掲示したり、社内報で万一感染した場合の対応についての社員に周知をはかった事例もあります。FORTH(厚生労働省検疫所)の海外感染症発生情報によると、2017年以降、ヨーロッパでもはしか(麻しん)の患者数が急増。こういった動向をキャッチし、海外部門向けの社内報に駐在社員や出張する人に向けてワクチン接種を呼びかけなど、詳しい情報を提供する工夫も必要です。

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「健康経営」の取り組みとして、社員食堂や社員寮のメニューを工夫したり、メタボ防止の講習会を実施している会社もあります。栄養バランスを考えたメニューを提供するだけでなく、料理研究家を招いたイベントや懇親会を開催し、社員コミュニケーションの場として社員食堂を活用しているケースもあり、社内報でも健康をテーマにした記事として紹介できそうです。

あるコールセンターを運営している企業では、電話で顧客対応をしているスタッフ向けにヨガやストレッチの講習会を実施しているそうです。身体を動かすことで血行不良が解消され、リラックス効果が得られたり、集中力もアップ。長時間座ったままで仕事をしていることの多い職場ならではのアイデアです。短時間でも気分転換やリラクゼーションの場を会社が設定することで、社員の健康意識を高めるきっかけになるかもしれません。社内報でもイベント開催の案内や報告だけでなく、参加した人の感想や主催者のコメント、オフィスでも座ったままでできる軽いストレッチの紹介など、日々の生活に役立つ情報を掲載することもできます。

決まった時間に自由参加でラジオ体操を行っている会社もあります。私がかつて勤務していた会社でも毎日3時になるとラジオ体操の音楽を流していました。オフィスでのラジオ体操・・・最初はちょっと抵抗があるかもしれませんが、やってみると意外とよい気分転換になり、「午後から夕方にかけてもうひと頑張り!」という気分になり仕事に集中できます。リフレッシュの時間を取り入れることで仕事の効率アップにもつながるので、上手な気分転換方法について社内報で紹介しても面白そうです。

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労働安全衛生法の改正によりストレスチェック制度が義務化され、社員のメンタルヘルスや職場環境の改善に取り組んでいる会社も増えています。職場のどんなところにストレスの原因があるか、またストレスを軽減するために組織としてどんな改善が可能かを検証しながら、会社や部門での取り組みを伝えていくのも社内報の仕事です。

最近は「コーピング(ストレスコーピング)」という考え方も注目されています。よりわかりやすく言い換えるとコーピングは「ストレス対処法」のことで、いくつかのアプローチ方法があります。いつ、どんなシチュエーションで、何にストレスを感じたか、そのストレスをどうやって解消したかを自分自身で分析し、ストレスへの対処方法を身につけることができます。会社で行っているストレスチェックの結果を踏まえながら、メンタルが不調になりやすい季節の変わり目などにストレスの向き合い方や解消方法を親しみやすく紹介する記事も、社員の心の健康をサポートするのに役立つかもしれません。

おわりに

人生100年時代というキーワードをよく耳にしますが、日本はまもなく超高齢化社会に入ります。労働人口の減少に伴い、会社によっては65歳まで定年が延長されるケースもあるようです。定年後もできる限り現役で働きたいと考えている人もいるはずです。そのためには自分自身がベストコンディションで働ける心と身体であることが大切。そう考えてみると次世代にむけて、社員の健康をいかにして守るかは会社の事業を継続するうえでとても重要です。10年後、20年後を見据えた持続的な事業運営という視点からも、「健康経営」は社内報でクローズアップしたいテーマといえそうです。

 

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