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社内報のつくりかた

社内報のリニューアルは現状の課題と向き合おう

2021.01.20

2017.05.10

 こんにちは、ディレクターのkojiです。当社には「社内報をリニューアルしたい!」というご相談が定期的に寄せられます。

社内報をリニューアルするときには、しっかりと現状の課題と向き合うことが大切です。現状の課題と向き合うとはどういうことか?、どう考えれば良いか?について今回は説明していきます。 

社内報に望むこと=目的を明確にする

リニューアルを検討されている企業さまへヒアリングに伺うと、「社内報をこんな風にしたい、あんな風にしたい!」というリクエストがまとめたられたオリエンシートをご準備いただいていることがあります。基本的なことですが、社内報を発行する目的を改めて明確にまとめることは非常に大切です。社内報にかかわるメンバーに共有するためにも、A4一枚程度にまとめておきましょう。

担当者さまの想いの詰まったオリエンシートを受け取ると、「よーし、お望みの社内報に近づくように私たちも頑張るぞー!」と気合が入ります。

 オリエンシートに書かれた「社内報のリニューアル目的」を拝見すると…

・ビジョンやトップメッセージの浸透
・社員間のコミュニケーション向上
・社内情報の共有

などがよく目的として上げられます。
はい、そのような社内報を目指してまいりましょう!弊社が行っている社内報セミナーでも上記のようなことをお話しています。

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社内報の目的につながる現状の課題を考える

 次に「現在の社内報の課題は?」とお聞きすると、 

「社員に読まれていないような気がする」
「デザインやレイアウトがイマイチで…」
「企画がマンネリ化して…」

というお返事をいただいたりします。

さて、困りました。デザインや企画の切り口、という別の視点にすり変わってしまいました。もしも、ビジョンやトップメッセージの浸透をリニューアルの目的に掲げるならば、現状の課題は「ビジョンやトップメッセージが浸透していない」ことになるはずです。

そうなれば、なぜ「浸透しないのか?」という話へと進み、例えば、

1)これまでの社内報では社内情報の共有をメインで発信してきたから → 社内報の目的の見直し
2)語られる社長の言葉を掲載しているだけだったから → 企画の見直し
3)全文掲載していたら文字ばっかりのページになってしまった → デザイン・レイアウトの見直し というよう

にポイントが絞られてくるのです。ポイントを絞らないまま見た目だけのリニューアルを行ってしまうと、いつまでたっても社内報の目的にたどり着けません。

 

ぜひ、現状の社内報としつこいくらいに向き合って、課題を掘り下げていってください。課題を詳細な内容へ落としこめれば落とし込むほど、具体的な解決策が見えてくるので、リニューアルもきっと成功へ向かうことになるでしょう。

さぁ、今の社内報の課題はなんですか?

 

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