社内報のつくりかた
こんにちは。
今回は社内報の校正や編集に関わる時に知っておきたい、専門用語をご紹介します。
社内報をつくる過程の中で、赤字、責了、念校など、校正中にはイロイロな言葉が飛び交いますが、皆さん、それぞれ意味はご存知ですか?
今さら先輩には聞けないかも…という方も、たぶん知ってる!という方も、
今一度用語の意味を見直して、正しく使えるようになりましょう。
原稿を渡すことを「入稿」と言います。皆さんが依頼した先の社員から原稿をもらうことも「入稿」、その原稿を制作会社や印刷会社に渡すことも「入稿」です!
校正紙に書き込まれた修正指示は、赤いペンで書くことが多いことから「赤字」と言います。
でも、必ず赤いペンで書かなければいけない訳ではなく、読みやすければ何色で赤字を入れてもOKです!
字は似ていますが、実は全く違う意味の言葉です!
「初稿」は「最初の原稿」のことで、「初校」は「最初の校正」のことを言います。
皆さんが依頼した先の社員からもらった原稿は「初稿」、それを皆さんや制作会社が調整してデザインに反映した最初の校正紙は「初校」となります。
初校の赤字を直した二回目の校正紙を「再校」または「二校」と呼びます。
ちなみに、三回目の校正は「三校」です。
次は四校、五校と続きますが、校正の回数は「三校」までが一般的です。四校以上が多い!という皆さんは、校正の仕方を見直して、より効率的な進め方を目指しましょう。
(校正の効率的な進め方についてはまた今度ご紹介します!)
赤字がほとんどなかった際に、「制作会社や印刷会社の責任で校了にして良い」時には、「責了」と伝えます。校了が長引いてしまった際などによく使う手段ですが、万が一の修正漏れや責任トラブル等を防ぐために、時間が許せば念のため確認をして「校了」にすることをおすすめします。
「念のための校正」の略です。校正で赤字の数が少なく問題はないはずですが、念のため確認をしたい時に行う校正です。「責了」になるような少ない赤字で、念のため校正を出してほしい時には、制作会社や印刷会社に「念校をお願いします」と伝えてみましょう。
「校正終了」の略で、赤字がゼロになった状態を言います。紙媒体なら印刷、WEBならコーディングに進んで良いという指示になります。「校了」と制作会社や印刷会社に伝えた後は、基本的には修正ができなくなりますので、校了の前の校正では最終チェックをきちんと行うようにしましょう!
以上、社内報つくるうえで、知っておきたい校正にまつわる7つの専門用語をご紹介しました。
社内報の原稿を書かれた方、編集委員、制作会社で認識の行き違いなくスムーズに校正が行えるよう、正しく用語を使いましょう!
【関連リンク】
スッキリ解消!社内報の「校正」に関連する記事7選!
https://nippon-pr-center.com/column/201007/
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