社内報のつくりかた
先週の「社内報バージョンアップセミナー」で、ご参加頂いた担当者の方から、「体系的にその役割を考えたのは初めてでした」「目から鱗でした」といった有難い感想を頂いたのですが、これらのやりとりであらためて思ったことがあります。
それは、社内報を発行する目的、誌名の由来、込められた想いなど、作る上で知っていなければならないことを、全く引き継がれないまま担当者になってしまった方があまりにも多い、ということです。
前任の方と完全に入れ違いという形で担当になるケースも多いため、中には編集作業自体も手探りという方もいらっしゃいます。
そんな状態で、果たしていいものはできるのでしょうか?
もっといい社内報にバージョンアップできるのでしょうか?
皆さん、「社内報をもっと良くしたい」という気持ちは強く持っていらっしゃいます。でも、具体的にどうしたらいいのかわからず、弊社のセミナーにご参加頂き、そこでやっと整理できるようです。今回のセミナーでも、終了後にみなさんスッキリした表情をされていたのが印象的でした。
ただ、ここからが本当の勝負です。セミナーで整理できるのは、社内報を作る上で「今はっきりしていること」「これから決めなければならないこと」「変えなければならないこと」です。それぞれを社内でコンセンサスを取り、方向性を決め、動かして形になってはじめて効果を問うことができるのです。
そのための第一歩がこのセミナーだったのです。でも、「どうしていいかわからない」状況から考えれば、大きな前進です。
もし、きちんと引き継ぎがされないまま担当者になってしまったなら、一度わかる方に聞いてみて下さい。目的や役割を見失ってるのであれば、トップの方や発行責任者の方と話し合ってみて下さい。あやふやにしたままでは、社内報のバージョンアップはできません。
いきなり企画やデザインのことを考えるのではなく、まずは根本から見直すことから始めましょう。
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