社内報のつくりかた
こんにちは、今回は取材について考えてみましょう!
社内報に載せる情報は、経営戦略や新製品・サービスの紹介、各部署の紹介などのレギュラー的なコンテンツが多いです。しかし、時には非常に専門的な知識や情報がないと理解できない、担当者から話を聞いただけではわからないテーマについて、取材をして原稿を作成する必要性も出てくることでしょう。
取材をしている最中、そのような場面に遭遇した時にどのように対処すればよいか?すぐに誰でも使える方法を2つ紹介します。
1つ目は、自分が理解できる範囲の知識を駆使して、「○○のようなものですか」と相手に説明していただくようにお願いをするパターンです。この場合、そのように質問をすると、ほとんどの方が、「○○」との違いなども含めてきちんと教えてくださいます。
このような質問を投げかけることで「この聞き手は、一生懸命理解しようとしている」ということが伝わるからです。
専門性が高いITや医学、化学、工学などのお話をしてくださる専門部署の方は、割と皆さん熱心に説明してくださりますね。彼らからすると、そのような専門性の高い話をすること自体、すごく楽しいことなのです。マニアやオタクと呼ばれる方々が、自分の専門的な知識を生き生きと話す姿を、みたことがある人は多いのではないでしょうか?ですから積極的に、自分の知識の範囲内で質問をして聞き出すようにするといいでしょう。
もう1つの場合は、会話の流れを止めずに取材後に調べる方法です。
何度も会話を中断して質問をしてしまうと、その説明で時間を使ってしまい深い話に踏み込みにくい、「この人には、もっと詳しいことを話してもわからないだろう」と判断してそれ以上詳しい話をしてくれなくなる場合もあります。
彼らからすると、日常的に専門用語を使いながら会話をしているので、そのような知識を持っていないと「わからない人に専門的な話をしても難しいよね」ということで、お話しいただく情報自体も次第に尻すぼみ気味になってしまいます。
このような場合は「そうですね」とか「なるほど!」と相づちをうちながら、あえて質問をせずに相手のお話を聞くようにします。そうして、お話の中で全体像が見えてきた時に、「○○のようなものですか?」と一つ目の方法で確認します。
理解が不十分だと思った用語はメモをしておき、取材後にその専門用語をネットなどで調べましょう。調べていくうちに、全体像が見えて確認したことが正しかったかどうかもわかります。こんなことを繰り返していくうちに、その分野の知識が蓄積されます。そうすると、少しずつ、深い質問もできるようになっていきます。
専門的な内容を読者にわかりやすく伝えることも、社内報編集者の仕事です。そのためには取材中に少しでも多くの情報を伺えるよう、こんな工夫も時には必要かもしれません。
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