メニュー メニューをクロース

社内報のつくりかた

社内報の誌面イメージは、「ビジュアル」から。

2018.11.05

2015.02.09

ライターのニッタです。
いきなりですが皆さんに質問です!誌面のデザインを決めるとき、どこからデザインを考えていますか。
「いつもデザイナーさんに丸ごとお任せして……」。それでは本当に伝えたいことが伝わりにくくなります。編集意図をふまえたレイアウトを作り、より効果的な誌面になるよう工夫してみましょう。

雑誌を見ると、写真やイラスト(以下ビジュアル)がわかりやすく配置されていますね。でも自分で社内報のページを作るとき、ビジュアルをうまく配置しているつもりでも、どこかとってつけたようなデザインだと感じてしまう……。

これはズバリ、「編集」ができているか否かの違いになります。 写真やイラストを配置するとき、つい見栄えのいいビジュアルを優先して使いがちです。しかし、これではきれいな誌面はできても伝わる誌面にはなりにくい。大事なのは誌面で何を訴えたいか。誌面のレイアウトの中でも起承転結を作ると、格段に伝わりやすくなるのです。

例えば、社長と新入社員の対談ページを見開きで作るとしましょう。
見開きとは、誌面を広げたときの左右両ページを一面とした呼び方です。レイアウトのコツは、見開きの中に落とし込むビジュアルやテキストと、読者の「目の動き」を合わせること。

右開き(ページを右に繰っていくこと)の誌面の場合、読者の視点は右ページの右上から始まり「N」の字をなぞるようにページの左下で終わります。そして左ページの右上に進み、同じく左下で終わります。

★読者の視点

150209A

 この視線の流れに対して、最初に適切なビジュアルを決めていきます。
仮に対談のタイトルが「社長が喝! 新入社員へ叱咤激励」だとしましょう。すると読者は「新入社員がどんな叱咤激励を受け、対談を通じてどのように変化するのか」というストーリーが気になるはずです。
最初は新入社員が緊張した面持ちで話を聴いている写真を配置し、次第に笑顔が見えるようになり、最後に両者が握手する……このような流れがイメージできますね。

その上で、最も誌面で伝えたいメッセージに近い写真を一番大きくレイアウトします。
「社長と新入社員の距離が近くなった」という結論を伝えたい場合は、握手の写真が一番大きくなるのが自然ですね。メイン写真と中写真、小写真がだいたい決まってきたら、あとはストーリーの流れ、希望するテキスト分量をデザイナーに伝えればいいのです。

そこから先はデザインのプロの領域。デザイナーは編集意図をより汲んでくれ、ワンランク上の誌面ができあがってくるのです。

 

 

SHARE

新着記事

2023.11.16

WEB社内報

Web社内報とは?媒体を紙からWEBへ切り替えるメリットについて

Web社内報とは?媒体を紙からWEBへ切り替えるメリット...

近年、企業のコミュニケーションツールとしての社内報が大きな変革を遂げています。従来の紙ベースの社内報から、デジタル化された「Web社内報」へと移行する企業が増えてきました。では、Web社内報とは具体的...

2023.10.11

WEB社内報

社内報で動画を活用するメリットとは?「活字離れ」社員にも共感を生む方法

社内報で動画を活用するメリットとは?「活字離れ」社員にも...

社内報は、企業の大切なコミュニケーションツールです。最近では、文字だけの情報から、動画を使った情報伝達へと変わってきました。なぜ動画が注目されているのでしょうか?動画は、見るだけで情報が伝わるので、読...

2022.01.05

社内報のつくりかた

無料でお役立ちフォーマットがDL!「社内報のきほん by glassy株式会社」

無料でお役立ちフォーマットがDL!「社内報のきほん by...

当サイト社内報のお役立ちコラムを運営するglassy株式会社が新しく社内報担当者向けのお役立ちサイトをオープン致しました。社内報のきほん by glassy株式会社https://shanaiho.g...

2021.12.15

WEB社内報

メディア型とSNS型。あなたの会社に合うコミュニケーションツールはどっち?

メディア型とSNS型。あなたの会社に合うコミュニケーショ...

「会社の経営理念やビジョンが現場の社員までなかなか浸透しない」「メンバー間のコミュニケーションが希薄になってきた」このような組織内のコミュニケーション不足を感じているなら、伝えたいタイミングで必要なメ...

お電話でのお問い合わせはこちらから

東京: 03-3632-4818

名古屋: 052-856-2045

大阪: 06-6210-1433

お問い合わせ・ご相談

情報誌プレゼント

お問い合わせ・ご相談

コラムへ

社内報お役立ちコラム

ページトップへ