社内報のつくりかた
こんにちは。ディレクターのFです。
「海外に拠点があるのですが、社内報ってどう考えれば良いですか?」
こんな質問をよく頂きます。
予算や発行形態など、タテにもヨコにも考えるべき軸がある社内報のグローバル化。内容も国内から海外まで網羅する必要があり、盛りだくさんになりがちです。
そんな時はズバリ「簡単情報棚卸し術」を使って考えてみましょう。
棚卸しのポイントは、いたってシンプル。
「誰に、何を、どの位、伝えなければいけないのか」
拠点の社員は、ローカル採用の現地スタッフばかりなのか、それとも日本からの駐在員が多いのか、海外拠点を占める読み手とは、どんな人なのか。社内報を読むターゲットのプロフィールを整理しましょう。
読み手の整理ができたら、読み手に伝えたい情報を考えてみましょう。現地のスタッフに伝えるべきこと、日本からの駐在員に伝えるべきこと、「読み手」のプロフィールが分かれば、何を伝えるべきなのか、見えてきます。
読み手に対して、伝えるべき情報が整理された後は、その情報をどの程度の分量で伝えるのかを考えましょう。特集を組んで、数ページにわたって伝える必要があるのか、ちょっとした一コマを使って伝えるべきなのか。
海外拠点のひとびとに対して、送り手のみなさんや経営陣が、社内報という媒体を通じて、「今」伝えるべきメッセージをどの程度理解してもらう必要があるのかを考えてみましょう。
自社の社内報をグローバル化する時に、簡単な棚卸し術ですが、結構ためになりますよ。ポイントを整理することで、紙媒体で発行すべきなのか、WEBで配信すべきなのか、どんな企画と分量で伝えるべきなのか、次のステップが見えてくるはずです。もちろん、ドメスティックな社内報でも基本は同じです。
「誰に、何を、どのくらい伝える必要があるのか」というシンプルシンキングをするだけで、社内報だけでなく、外部広報や販売促進など、コミュニケーション領域での仕事は格段にわかりやすく整理されますよ。
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