社内報のつくりかた
こんにちは!ディレクターのnemoです。
前回社内報に使いたい写真の撮り方について、シャッターを切る前の心持ちについて、紹介をさせていただきましたが、今回はさらに掘り下げて、そのシャッターを切る際の気をつけておきたいポイントを紹介させていただきます!
前回のアドバイスを元にシャッターを切るタイミングについて、なんとなくイメージを持ってもらうことができたかと思いますが、次に重要になるというところで、撮った写真が一つの絵として仕上がる際の被写体に対する「背景」というところにも注意を向けていただけたらと思います。
人物を被写体として写真を撮る際、あなたはその「人」に対して、どういった気持ちを向けてカメラを向けることでしょう?
「笑顔を引き出したい!」や「かっこよく撮ってあげたい!」・・なんていう思いが湧いてくるんじゃないでしょうか。カメラを向けた先にいる人をどう撮ってあげようか、それらを考えられるだけでもあなたは優秀だと思います。ただし・・社内報に使う写真を撮るとなると、それだけの考えでは、まだ足りない部分があるんです!
それというのが、前述で言った「背景」なんです。
「えっ!?背景?ひとまず綺麗な場所で撮ればいいんでしょ!」なんて思ってしまう方もいるんじゃないかと思いますが、実は背景というのは、なんの先入観もなくあなたが撮影した写真を見た人が、そこに写る人物の印象やイメージを「ぱっ」と得るうえで、とても重要な役割を果たしているんです。
例えば、ある人物に注目した記事を書くため、その人を写真に収めようと仕事現場に訪れて撮影をしたとします。その際、以下にあげる2パターンの撮影状況を想像してみてください。
1) 事務所内で、資料が広がり、窓などのない非常灯がある壁側のスペース
2) 上記と同じ事務所内で、お客様の出入りのあるエントランスに当たるスペース
さて、あなたはどちらの場所で撮影を行おうとするでしょう?
撮影時の状況までを考えてしまうと迷う部分も出てきてしまうかと思いますが、そういった実際の状況を踏まえずに考えてみれば、おそらく文章を読んでも「2」を選ばれるのではないかと思います。文字にしてみると分かると思いますが、いろんな情報が書かれた資料や目立つ発行色となる非常灯は避けておきたいところですよね。
でも実際、撮影をしていると被写体ばかりに目が言ってしまい、上記でいうような避けたい背景にまで意識が届かず、そのまま写真に写りこんでしまう・・なんていうパターンが実は多かったりするので、是非この点は十分に気をつけもらえればと思います。
背景に掃除用具が写っていたり、消火器が写ってしまったり、そういったパターンもよくあったりするのですが、そういったものが写りこんでしまうと、見る者に対し、無意識のうちにそこに写る人物とは異なるイメージをあたえてしまうなんてこともあるので、十分注意してみてくださいね!
特に今の時期、新入写真を取り上げるための撮影機会も増えるかと思うので「フレッシュ」なイメージを生み出すためにも、暗いや汚いなどを連想させてしまう背景はNGです。
ちょっとの心持ちで写真の仕上がりは変わりますので、是非がんばってくださいね!
ではでは、また次回。
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