メニュー メニューをクロース

社内報のつくりかた

紙端いっぱいまで印刷するために必要な『塗り足し』とは?

2019.11.27

2015.10.29

うさ田です、こんにちは。前回は『とんぼ』についてお話しましたが、今回は『塗り足し』についてお話したいと思います。

まずは前回のおさらい、トンボの種類「角トンボ」のご説明をさせていただきます。

角トンボとは?

通常の印刷では仕上がり(断裁)のアタリを示すもの以外に、断ち落としをするために3mm程度の塗り足し幅(ドブ)を示す二重線となっているものが多く使われます。二重線の内側を「内トンボ」、外側を「外トンボ」といいます(下図参照)。

 

02_

 さて、上記の中にも登場する『塗り足し』について。

皆さんの手元に届く印刷物で、紙端いっぱいまで印刷されている印刷物を見かけることがあると思います。ダイナミックで力強い印象を出したい時などにオススメの印刷手法となりますが、そのような印刷物は作成時に『3m程度の塗り足し』処理が行われています。

『塗り足し』処理がされていないと印刷物はどうなるのでしょうか?

仕上がりを示す「内トンボ」までにしか絵柄が入っていないと、断裁がズレて白色が抜けた形で印刷されてしまう危険性があります(下図参照)。これではせっかくの印刷が台なしです。

 

01

そういったことを避けるために、通常仕上がりを示す内トンボから3mm外側に絵柄を伸ばしてデータを作成します。仕上がりよりも大きくデータを作成することで断裁時に多少ズレてしまっても端まで印刷されているようになっているのです。

色校正紙など、「トンボ」が入った紙面を見る機会がありましたら、この『塗り足し』がきちんとされているか気にしてみてください。

 

 

SHARE

新着記事

2023.11.16

WEB社内報

Web社内報とは?媒体を紙からWEBへ切り替えるメリットについて

Web社内報とは?媒体を紙からWEBへ切り替えるメリット...

近年、企業のコミュニケーションツールとしての社内報が大きな変革を遂げています。従来の紙ベースの社内報から、デジタル化された「Web社内報」へと移行する企業が増えてきました。では、Web社内報とは具体的...

2023.10.11

WEB社内報

社内報で動画を活用するメリットとは?「活字離れ」社員にも共感を生む方法

社内報で動画を活用するメリットとは?「活字離れ」社員にも...

社内報は、企業の大切なコミュニケーションツールです。最近では、文字だけの情報から、動画を使った情報伝達へと変わってきました。なぜ動画が注目されているのでしょうか?動画は、見るだけで情報が伝わるので、読...

2022.01.05

社内報のつくりかた

無料でお役立ちフォーマットがDL!「社内報のきほん by glassy株式会社」

無料でお役立ちフォーマットがDL!「社内報のきほん by...

当サイト社内報のお役立ちコラムを運営するglassy株式会社が新しく社内報担当者向けのお役立ちサイトをオープン致しました。社内報のきほん by glassy株式会社https://shanaiho.g...

2021.12.15

WEB社内報

メディア型とSNS型。あなたの会社に合うコミュニケーションツールはどっち?

メディア型とSNS型。あなたの会社に合うコミュニケーショ...

「会社の経営理念やビジョンが現場の社員までなかなか浸透しない」「メンバー間のコミュニケーションが希薄になってきた」このような組織内のコミュニケーション不足を感じているなら、伝えたいタイミングで必要なメ...

お電話でのお問い合わせはこちらから

東京: 03-3632-4818

名古屋: 052-856-2045

大阪: 06-6210-1433

お問い合わせ・ご相談

情報誌プレゼント

お問い合わせ・ご相談

コラムへ

社内報お役立ちコラム

ページトップへ