社内報のつくりかた
最近、採用の面接を行っているのですが、我が社で行っている社内コミュニケーションを活性化させる取り組みを語ったら「社内報を制作している会社が、そのような活動をしていると聞いて安心しました」と言われ、手前味噌ですがちょっと誇らしくなりました。こんにちは、ディレクターのkojiです。
さて、今回は社内報の成長ステップについて。
「社内報を、まずは伝えたい内容を理解させ、共感を促し、行動へ導くツールに育てていきましょう」とお客さまとお話する機会が多々あります。その中で、「理解させる」ことは、さほど難しいことではありません。伝えたいコトを何度も繰り返し、しつこいくらいに社内報に掲載すればよいのです。社員のわかりやすい言葉で、見やすくしてあげればさらに効果は高まります。
難しいのは、第2ステップの「共感」です。
共感と同感は異なります。共感は、相手を評価するのでなく相手とその世界を理解し、「その人そのもの」を理解することです(ちなみに同感は、私もそう思う!と意見に同調すること)。
社内報において、数多くの社員を登場させることを目的とする企業さまも増えていますが、「その人そのもの」を理解させることで、社員の行動変化を起こさせることもできるのです。
例えば、これからの時期であれば、こんな決算企画はいかがでしょう。
決算報告は社内報の定番の企画ですよね。原稿ばかりでは読むのが難しくあきらめてしまう社員も多いので、最近ではポイントをつけて、分かりやすく伝える工夫を施す企業さまも増えています。
決算のプロとして財務担当者にご登場いただきます。さらに、その人をイメージさせるプロフィールを掲載しながら、数値上のポイントだけでなく、その背景となる経済的理由などを評論家のように語っていただくコーナーを設けます。社員はその方に興味を持つとともに、決算数値への興味もわいてくるかもしれません。
共感とは、「その人そのもの」を理解させること。
誰かの発言が、別の誰かの発言を生むキッカケとなる。それが社内報の共感の第一歩だったりするのです。
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