社内報のつくりかた
こんにちは、iisatoです。
今回は、間違えやすい漢字についてお話しします。
文章を書いたり読んだりしていると、日本語は同音異義語がありすぎてまぎらわしい…とつくづく思います。文章を書いていて、「こういう意味のときはどっちの漢字を使うんだっけ…?」という状況に陥ったことは誰しもありますよね。また、なにげなく使っていたけど、実は間違った漢字を使っていた!なんてことも…。
そこで今回は、私が社内報の校正をしていてよく見かける間違えやすい漢字変換の例をいくつかご紹介いたします。
「追求」➤ 追いかけ求めること。 使用例:「サービスの向上を追求する」
「追及」➤ 責任などを追い責めること。 使用例:「責任を追及する」
普段、目にする機会が多いのはどちらかと言えば「追及」の方ではないかと思います。そのためかどうしても「追求」を使うべき場面でも、うっかり「追及」を選びがちですよね。
「回答」➤ 質問や要求に対する返事。 使用例:「アンケートに回答する」
「解答」➤ 問題を解いて答えを出すこと。またはその答え。 使用例:「クイズの解答発表」
こちらも気を付けていないとうっかり間違えてしまう漢字です。
「解答」は、問題があって、それを解くという流れがあった上で使われる言葉なんですね。それに対し、「回答」は答えると同義ですね。
「超える」➤ 限界を過ぎてそれ以上になる。 使用例:「予算を超える」
「越える」➤ 物の上を過ぎていく。その時を経過する。 使用例:「閑散期を越える」
どちらも社内報にたびたび登場する言葉ですね。
「越える」は期間や距離など決まった長さのものを過ぎるイメージでしょうか。「超える」はある基準や限度を上回るという意味です。
「制作」➤ 定めつくること。芸術的なものをつくること。 使用例:「社内報の制作」
「製作」➤ 実用的なものをつくること。 使用例:「機械の製作」
今回ご紹介した中では、一番区別が難しいなぁと思いました。ですが、社内報作りは「制作」ですね!そのことを改めて認識し、社内報作りも芸術の一部なんだなぁと少し嬉しくなったのでした!
この他にもまだまだたくさんありますが、今回は社内報で頻出の言葉を選んでみました。
日本語って本当に難しい!
でも、それぞれの言葉のニュアンスの違いを楽しんで使い分けることができたら、きっともっと文章を書くこと、読むことが好きになるだろうな~とも思いました。
それが日本語の醍醐味なんですね、きっと!
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