WEB社内報
社内報のつくりかた
目次
社内報は、会社内での出来事を伝えるだけでなく、従業員同士のコミュニケーションを活性化するのに欠かせないツールです。とはいえ、社内報を丁寧に作っているのに、なかなか閲覧数が伸びずに悩まれている担当者の方も多いのではないでしょうか。
読まれる社内報を作成するためには、丁寧に作ることはもちろんのこと、記事内容に工夫を持たせることが大切です。今回の記事では、読者にとって魅力的に感じる社内報を作成するポイントや、注意点について解説します。
紙媒体・WEB社内報のいずれの形式に関わらず、社内報を作成する前に準備が必要です。従業員から読まれる社内報を作るためにも、準備を忘れずに行いましょう。
社内報を作る際には、目的を明確にしましょう。自社で社内報を作る目的や、社内報を通して従業員に伝えたいことを具体的にすることが大切です。
目的を定めないまま社内報の作成に進めると、記事の内容や企画に曖昧となり、閲覧数も想定していた通りに伸びません。
まずは社内報を作る目的を明確にしてから、作成業務に取り掛かります。
目的を明確にするのと同時に、読者となるターゲットを定めることも重要です。
ターゲットと聞くと、従業員すべてが対象に思われるかもしれませんが、「従業員の家族向けの記事」や、「若手従業員向け」、「管理職向け」など、記事ごとに細かく定めます。
記事作成前にターゲットを決めておくと、記事の企画も自然と思い浮かぶようになり、充実した内容に仕上げることができます。マーケティングと同様に簡単なペルソナ設計を実施してから、記事の作成を進めるようにしましょう。
記事を作成する段階に移ったあとは、どのように進めていけば良いのでしょうか。魅力的な記事にするためにも、3つのポイントを押さえておきましょう。
WEB社内報の記事作成は、アウトラインを組み立てることから始まります。アウトラインを作成しないまま記事作成を進めると、情報がバラバラとなり、相手の理解を妨げてしまいます。
具体的には、テーマに関する見出しを付けたり、どのような順番で情報を掲載していくのかを考えたりします。また、テキストだけでなく、画像やイラストを挿入する場合には、どこに配置をするのかも検討しておきましょう。
WEB社内報は、相手に読まれることが目的であるため、作成側の視点ではなく、従業員視点で作成するように意識しましょう。作成側の視点が強く入りすぎると、社内報としての完成度が下がる恐れがあります。
「どのような情報を知りたいのか」、「文字数はどれくらいが良いか」、「テーマの方向性」など、従業員のことを考えながら社内報に反映させてみてください。
読みやすい記事を作成するためには、テキスト量に注意してみてください。
あまりにも文字数が多すぎると、最後まで読むのに時間がかかってしまい、途中で読むのをやめてしまったり、次回以降の閲覧にも影響が出てしまったりします。
具体的な数字としては、1つのテーマごとに最大でも1,000〜2,000字を目安に作成してみましょう。
また、閲覧数や読み手である従業員にアンケートを実施するなどし、文字数を調整するのも重要です。
記事をブラッシュアップし、より良くするためには残り3つのポイントを押さえておきましょう。
WEB社内報の記事では、画像サイトからダウンロードしたものだけでなく、従業員が映った画像を使うことをおすすめします。そもそも社内報は社内向けの広報誌であるという特徴から、会社の様子を画像で紹介することで仲間意識を感じられるようになります。
たとえば、会社で活躍している従業員や、イベントの様子などを画像で紹介してみましょう。
普段仕事を一緒にしている仲間を画像で紹介することで、社内全体で社内報への興味や関心を持たせられます。
WEB社内報の特徴的なポイントでもある、カテゴリやタグを活用してみてください。
1つ1つの記事にジャンルを設けることで、WEB社内報全体を整理できるほか、読み手にとっても関連記事を閲覧しやすい環境を作り出せます。
おすすめとしては、「従業員の紹介」、「社内イベント」、「プロジェクト紹介」といったようにカテゴリを分けてみてください。ただし、カテゴリを増やしすぎると、全体的にまとまりがなくなり、読みにくくなる恐れがあります。
WEB社内報を作成する際には、第三者からの校正を忘れずに行います。
画像を貼り間違えていたり、誤字・脱字があったりする可能性もあるため、他人によるチェックが必要です。
また、作成チーム以外の従業員に校正をしてもらうことで、読者側が読みたい記事や、細かい部分の情報などを把握できるようになります。可能であれば、公式にリリースしたあとにも、従業員からフィードバックをもらい、品質向上に向けて取り組みましょう。
WEB社内報の記事作成では、紙媒体の社内報同様に記事ごとの目的やターゲットを定めるようにします。
また、WEB社内報の特徴を活かして、従業員の画像を見やすいように配置したり、カテゴリ・タグで分類したりすることで、従業員にとって魅力的な記事に仕上げられます。従業員視点を忘れないようにしながら、魅力的なWEB社内報を作れるようにしましょう。
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