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ESG経営の認知と理解を促すエンタメ化
社内報に漫画×動画を導入。

ESG経営の認知と理解を促すエンタメ化
社内報に漫画×動画を導入。

ESG経営の認知と理解を促すエンタメ化<br>社内報に漫画×動画を導入。
INTERVIEW 0

マーケティング本部
ナショナルマーケティング部
セールスプロモーション
統括マネージャー
小澤 元

  • ※所属・肩書はインタビュー当時のものです。

  • 抱えていた課題
    ・3社統合後の企業文化をいかに融合するか
    ・900名規模の社員にSDGsやESG経営の浸透を図りたい

    glassyを選んだ理由
    ・ご担当者のSDGsの豊富な知識や丁寧なサポート
    ・寄り添って一緒に考えてくれる信頼感
    ・新しい取り組みに対する提案力

    社内報をエンタメ化した効果
    ・漫画社内報での注目度向上
    ・ESG経営の認知・理解の浸透
    ・クイズ動画による記憶の定着

  • glassyとの出会いはSDGsカードゲームがきっかけ

  • 3社統合後の一体感を高めるESG経営

  • ―2021年の経営統合が、その後のESG経営に繋がっているそうですね。

    小澤さん
    はい。当社C-Unitedは2021年に珈琲館株式会社と株式会社シャノアールが統合して誕生しました。その後「カフェ・ド・クリエ」を運営するポッカクリエイトを2023年に統合し、全国に約650店舗を展開、正社員数約850名をかかえる現在の形になっています。歴史や異なる風土の3社をまとめていくのは経営統合後の課題の1つでした。そこでSDGsを軸にしたESG経営を打ち出し、新会社ならではの新しい価値創造へと舵を切りました。

  • ―御社との最初の接点は、2022年のSDGsカードゲーム体験イベントでしたね。

    小澤さん
    2021年の統合以来SDGsの取り組みを社内に発信はしていたのですが、900人規模の社員がいる中で、どうやって浸透させていくか模索していた時期でした。社員の理解をより一層深めるためには、伝えるだけではなく、何かしら体験型のアプローチが必要だと感じていた中でSDGsカードゲームのことを知り、まずは参加してみようと。

  • https://nippon-pr-center.com/wp/wp-content/uploads/2025/09/MG_2198-1_body01.jpg
  • ― SDGsカードゲームを実際に体験してみた感想はいかがでしたか。

    小澤さん
    とても面白かったです。ワイワイと参加者でゲームしながらSDGsの本質に近づいていくのが興味深かったです。ただSDGsカードゲームを全社的に展開するには社員数が多く、且つ全国の店舗にいることを考えると現実的ではないとも思いました。そこでまずは、社員の認知を高めるための新しい施策をglassyさんに提案してもらい、ESG動画を3本制作しました。

  • 読まれない、理解が進まないという課題

  • ─ glassyに理解・浸透策をご依頼いただいたのはどんな理由でしたか。

    小澤さん
    率直にglassyの知識の豊富さと対応の丁寧さです。私たちの課題に親身に耳を傾けていただき、SDGsの認知・理解促進策としてのキャラクター提案や漫画化、クイズ形式の動画など、企画段階から多くのアイデアをいただけて、制作の伴走者としてとても信頼できると感じました。

  • ─ESG推進のステップとして「認知」→「理解」→「行動」の3つを設定されていますが、現在は「理解」の部分に課題を感じているそうですね。

    小澤さん
    これまでもESGの取り組みは社内報の1コーナーとして社内にも紹介していました。ただ誌面のスペースの制約もあって詳しく取り上げることができず、結果として「読まれない」「理解されない」という悪循環に陥っていました。実際、読者アンケートの「好きなコンテンツは?」という設問に対してESG関連のコンテンツが最下位だったのです。なかなかの驚きでしたが、やはり文章だけでは、自分たちの取り組みが世の中にどう影響しているのか、社会にどう貢献しているのか伝わりにくいと気づかされました。

  • https://nippon-pr-center.com/wp/wp-content/uploads/2025/09/MG_2227-1_body02.jpg
  • 社内報のエンタメ化を実施

  • ―そこで社員の方が興味の湧く伝え方を求めてエンタメ化に踏み切ったわけですね。

    小澤さん
    その通りです。遠くて難しそうな印象があるESGの取り組みを楽しみながら理解してもらうために、マンガとクイズの手法を取り入れました。若いスタッフやアルバイトの方も多い会社なので、文章よりも、漫画の方が読みやすいでしょうし、とりあえず1コマ読めばそのまま読みたくなるのがマンガの良さだと思います。さらに、クイズ形式の動画を毎月作成し、〇×クイズのように簡単に楽しみながら学んでもらう工夫を取り入れました。

  • ―工夫した部分や大変な部分を教えてください。

    何といっても社員が思わず「見てしまう」誌面をつくることに力を注ぎました。伝える量が多すぎると冗長になってしまうし、逆に少なければ意味が伝わらない。絶妙なセリフとイラストのバランスで起承転結のコマ割りを作るのが難しいのですが、glassyさんにもアドバイスをもらいながら見応え、読み応えのある誌面がつくれていると感じています。

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    *エンタメ要素を増やしたESG特集企画

  • 大変さで言うと、やはりネタ作りです。マンガは見開き形式で左右に1話、2話という配置にしています。まったく別の話にするよりは、左右で完結する連動性を持たせたほうが良いと思うので、そこはかなり工夫がいるところです。マンガの下にコラムがあるので、そこで補足はできるものの、よほど興味を持ってくれなければコラムまでたどり着かないと思うので、マンガの中でいかに興味を持たせるかは、いつも考えています。

  • ─社内報をエンタメ化した効果はいかがですか。

    マンガは出力して各店舗の休憩室などに貼られています。多くの店長から「文章よりマンガのほうが圧倒的に読まれている」という声を聞いています。また動画については、クイズ形式を取り入れた結果、楽しく自然と学べていると感じています。社員総会でのクイズ大会でESG 関連の問題も出したのですが、かなりの正答率を記録し、記憶に定着している手応えを感じています。

  • ─効果を実感されたということですね。

    小澤さん
    そうですね。会社としてなぜESGに取り組むのか、実際にどんな取り組みを実施しているかについては、一定の理解が進んだと考えています。一方で、最近実施した社員アンケートでは「ESGに関与していない」と答えた社員が約11%おり、自分の仕事とESG推進のつながりを実感し、取り組みに対する“手触り感“を持てていない社員がいることがわかりました。願わくば、一人ひとりが自らの仕事の延長線上に、環境問題の解決や社会への責任を果たす一助になっていると実感を持ちながら働いてほしいと思っています。

  • 行動のステップに移るための研修プログラムを検討

  • ─今後はどのようなことに取り組んでいく予定ですか。

    小澤さん
    先ほどお話ししたように、今後は社員一人ひとりが行動フェーズに移行できかがポイントになります。スタッフみんなが自ら考えて、新しいアイデアを出してくれるような仕組みを作りたいですね。本社だけで考えていると、どうしても視点が偏りがちなので、現場からの意見は本当に貴重です。将来的には現場発のC-Unitedならではの画期的な取り組みが生まれることを期待しています。社員も「自分が考えたアイデアが形になった」と実感できれば、さらに次の提案や波及効果につながると思います。

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  • 寄り添って一緒に考え、提案してくれるパートナーとして

  • ─最後に、glassyへの期待やメッセージをお聞かせください。

    小澤さん
    社内報は当然継続しますが、先ほど言ったカードゲームやワークショップ的なものや、より認知度、理解度を上げるための新しい取り組みをぜひご提案いただいて、引き続き、寄り添って一緒に考えたいと思います。ESGは単なるブームではなく継続が何より重要です。glassyさんとなら、その歩みを確かなものにできると信じています。

  • ─本日は貴重なお話をありがとうございました。

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