社内報は会社と社員をつなぐ貴重なツール
人の温かみが伝わる誌面づくりにこだわっていきたい。
社内報は会社と社員をつなぐ貴重なツール
人の温かみが伝わる誌面づくりにこだわっていきたい。
日本ケミファ株式会社
経営企画部広報チーム
須田美穂さん
眞下ありささん
※所属・肩書はインタビュー当時のものです。
glassyを選び続けている理由
・高い顧客理解に裏打ちされた提案
・経営者の意向や社風に合わせた絶妙な誌面
・柔軟なスケジュールときめ細かいフォロー体制
社内報における効果
・コロナ禍における会社と社員の一体感の醸成
・会社の方向性や経営者の想いをしっかり届けられた
Q,glassyでは12年間にわたり、社内報の制作のお手伝いさせていただいております。振り返ってみていかがでしょうか
須田さん
glassyさんと長くお仕事をさせていただいている理由は、当社のことをよく理解した上で提案をいただけることだと思っています。企画やデザインは当社の社風や社長の意向を的確に考慮し、誌面は硬すぎず砕けすぎない絶妙なバランスで仕上げてくれます。
正直に言うと12年の間にはglassyさんではない制作会社への変更について話題にあがることもありました。ただ制作のフォロー体制もすごく丁寧で、こちらからの原稿に足りていない文言や素材を依頼せずとも補ってくださるので大変助かっています。そうしたことを踏まえるとやはりglassyさんにお願いし続けるのが一番いいとの判断になりました。
眞下さん
私は6年前に中途採用社員として日本ケミファに入社したのですが、初めて当社の社内報を見たときにすごく面白いと感じました。glassyさんのデザインが素敵で企画力も高く感銘を受けました。前の会社でも社内報はありましたが文字数が多く単調なものだったので、見せ方次第で誌面のおもしろさは大きく異なると思いましたね。
Q.この12年間でglassy側の担当者も何度か変わりましたね。
須田さん
これまで多くの方々にご担当いただきました。どの担当者の方も非常に理解力があり、安定感を持って対応してくださいました。また前任の方が一定期間フォローしてくださるおかげで、毎回円滑に次の担当者へ移行することができています。
眞下さん
こちらからの原稿が遅れ、制作スケジュールがずれてしまうことがあっても、柔軟に対応していただけます。私たちの気持ちを汲み取ってくださり、とても素晴らしい対応をしていただけるので感謝しています。
Q.日本ケミファさんにおける社内報のコンセプトは12年間で変化しましたか?
須田さん
社内報のコンセプトは社員に会社の方針や考えを伝えることです。そこは変わらないです。経営層からのメッセージや会社の方向性についての内容が中心となるため、読者である社員にとって読みやすく、分かりやすい誌面づくりを常に心がけています。
大きな変化をもたらしたコロナウイルス
Q.新型コロナウイルスは社内広報にも大きな影響があったと思います。どのような対応をされたのでしょうか。
須田さん
多くの部署で出社が自粛になり、取材もできなくなりました。先が見えない状況の中で、社内報の発行を止めるかどうかの議論も生まれました。私たちの社内報は会社としての方針を社員に伝えるツールです。経営層から紙の冊子でしっかりとメッセージを発信したいという要望があり、ページ数を減らしながらも発行を続けました。
緊急事態宣言が発令された2020年度初旬、工場は罹患者が出ると製造が止まりますので、大変な緊張感を持って対応にあたっていました。また、MR(医薬情報担当者)も訪問を自粛する中で、情報・資材の提供を工夫しながら続けていました。医薬品の供給や得意先とのコミュニケーションを滞らせないよう、一丸となってグループ内で取り組んでいる状況を、通信員の協力を得ながらタイムリーに紹介するように努めました。
*日本ケミファ社内報「NC Group journal」
Q.社内報業務にはどのような変化がありましたか?
須田さん
対面での編集会議や取材が制限されたことでリモート化が進みました。リモート化されたことで逆に遠方の拠点への取材のハードルが下りました。これまで取り上げるのが難しかった支店も取り上げることができるようになり、コロナ禍における社内の一体感の醸成に繋がったと感じています。今振り返れば新型コロナウイルスは広報業務がいい意味で変わる1つの節目だったと思います。
Q.コロナ禍で紙の社内報の反響は?
須田さん
緊急事態宣言が続く中、冊子を手に取ることで会社との繋がりを感じたという声をいただきました。ページ削減による内容の伝わり方を不安に思っていましたが、このような反応を受け安心しました。
眞下さん
コロナ禍では社内報が会社と社員を繋ぐ貴重なツールになっていたと思います。働き方も変わり全員が新しい日常に慣れていく必要がありました。広報として感染対策の啓蒙やテレワーク企画などコロナ関連の記事を掲載しました。社員の皆さんからも、コロナ禍での必要な情報はとても好評でした。
Q.今後の展望をお聞かせください
須田さん
当社は5年後に80周年を迎えます。そこに向けて社員全員が一丸となれるよう、社内報を通じて一体感を高めていきたいと考えています。また社内報の内容についても社員間のコミュニケーションを促進するような企画を増やしていきたいと考えています。
眞下さん
AIなど機械化が進む時代の中で、紙媒体の発行を続け、人の温かみが伝わる内容を大切にしていきたいと考えています。特に、役員の手書きによる抱負を掲載する企画は非常に好評を得ております。これまでの良い部分を守りつつ、社員の新しい意見を取り入れながら、新たなことにも積極的に取り組んでいきたいと思います。
―――80周年に向けて盛り上げていけるよう、私たちも全力でお力添えいたします。引き続きよろしくお願いいたします。
ひと言メッセージ
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