課題感を共有できるパートナーだからこそ、仕上がる記事はおのずと私たちにとって必要なものになる。
課題感を共有できるパートナーだからこそ、仕上がる記事はおのずと私たちにとって必要なものになる。
株式会社NTTデータ
法人・ソリューション事業推進部
コミュニケーションデザイン室
課長代理 肱岡 優美子さん(左)
主任 西沢 秀美さん(右)
※所属・肩書はインタビュー当時のものです。
抱えていた課題
クオリティの高いインタビュー記事制作と業務の負担軽減
glassyを選んだ理由
glassyの考える戦略的な社内広報やインターナルコミュニケーションについての考え方に共感できた。
サービス導入による効果
取材を重ねるごとに“大切にしたいこと”への理解が深まり満足度の高い記事が仕上がった。
理念や考え方、方向性が近しいパートナーと組みたい
―もともと、社内報(WEB)の記事は自社内で執筆されていたとのことですが、
当社にご依頼いただくにあたり何が課題だったのでしょうか。
肱岡さん
2001年の創刊から、社内報チームは組織方針浸透を目的として活動を行ってきました。2017年、インターナルコミュニケーションという概念に立ち、取り組みの全体像を目的から見直しリニューアルするという動きがチームに起こりました。その中で、社内報を内に閉じるのではなく、外に向けて開くことで、活躍されている社員の姿勢や価値観を社内外に広く伝えたいと考えたんですね。
ただ、そうすると、内容には一定以上のクオリティが必要となります。当時、社内報の実務担当者は、私とあともう一人で、1.5人ほどのマンパワーでした。すでに忙しい状態で、さらに業務を抱えて結果的に中途半端なものを出すよりは、専門の方にお願いしたほうが良いものが出来上がるし、インタビューされた方もうれしいものです。なので、外部に委託することを検討しました。
―ライターを探すのは、数も多く、かなり迷われるところだと思います。 選定にあたっては、どのようにアプローチされたのでしょうか。
肱岡さん
実はですね、私のなかでは、glassyさん一択で決めていたんです。
社内報担当者になったばかりのほぼ素人の頃、glassyさんが運営されていたオウンドディア「*SHAHOO!(シャホー)」で発信されていたコラムを参考にしていました。そしてあるとき、glassyさん主催のセミナー「御社の社内報を戦略化する方法」に参加したんです。
そこで聞いた代表の工藤さんのお話がすごく理にかなっていたというか、これから自分たちがやるべきこととして視界が非常にクリアになりました。と同時に、こういった考えをもって活動されている会社さんと、いつか一緒に仕事をしてみたいと感じたんです。
そういった経緯があったので、社内でインターナルコミュニケーションを拡大し、社内報をオープンにするという動きが出たとき「これは来た!」と思って。
*SHAHOO!(シャホー):glassyが運営する「社内報担当者のための情報サイト」、2019年に『glassy&社内報のつくりかた。』にリニューアル。
―最終的にglassyをお選びいただく際の決め手は何でしたでしょうか。
肱岡さん
もちろん、実際に選定する際にはいくつかの会社さんと比較して検討しました。その過程で上司と選定基準をすり合わせる際、インターナルコミュニケーションについて実現したい世界観を共有できる会社と仕事がしたいという話をしました。
ライターさんはプロフェッショナルなので、アウトプットだけをみるとどこにお願いしても一定以上の品質は期待できると思うんです。その上で、考え方や方向性が自分たちと近しいところと一緒にお仕事ができれば、制作過程においてこちらの意図が伝わりやすいだけでなく、自分たちだけでは見いだせなかった視点を得ることができ、学びにもつながると考えました。
大切にしたいことへの理解が深まることで満足度も上がっていく
―実際に依頼してみての感想を教えてください。
肱岡さん
とても助かっています。文章というのは、会社独特の言い回しや表現、好みもありますので、そういった部分は最初にすり合わせをさせていただきました。私たちの会社ではこういう表現のしかたをしますとか、こういうケースはこちらの言い回しの方が好まれますというところをお伝えすると、それに合わせたかたちですぐ修正いただいたので以降のやりとりは非常にスムーズでした。
西沢さん
ライターの上野さん(glassy所属)がSEの経験がおありで弊社の仕事の理解が深くてとても頼りにしています。回数を重ねるごとにNTTデータの業務知識や情報がどんどん蓄積されているのを感じます。前にこんな方を取材しましたとか、この部署の仕事と似ていますねとか、横のつながりを把握していただいているのも助かります。
肱岡さん
初めの頃は、ドラフトの状態で一旦共有していただき、仕上がりの方向性を決めていました。ですが徐々に必要なくなり、取材前後のすり合わせのみで原稿が完成するようになりましたね。私たちが大切にしたいことへの理解が、合ってきたのかなと思っています。
西沢さん
あとは、インタビューを経て、どこに光を当て誰に響かせる記事にしたいかという、最終的な記事のポイントをスムーズに意思疎通できるようになりました。こんなことを書きたいとか、こんなところを強調したストーリーにしたいとか、希望を全部汲み取っていただいて。私が担当になったのは肱岡さんより後なんですが、最初と比べても、私が担当している期間でも、満足度は格段に上がっています。
記事のクオリティから社内報の印象もよりポジティブに
―コンテンツを読まれた社員の皆さんから、反響はございましたか。
肱岡さん
記事への社内のアクセス数は高いですし、読んだ方からも「良いコンテンツだ」と感想をいただきます。
もう一つ私がうれしいのは、インタビューに答えてくださったご本人に喜んでいただけることです。実家で母親に見せますとか、友達に自慢しますとか、その方が自分の思いを受け取ってもらえて、ほかの人にも読んでもらいたいと感じたのであれば、それが一番だと思っています。
西沢さん
NTTデータの別の分野の方から、glassyさんにぜひお願いしたいという声が上がっています。記事のクオリティを見て、依頼したいと感じたということだと思うので、そういった意味では、社内報への印象もポジティブに変わっていますね。
ひと言メッセージ
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