コンセプトから刷新することで、当社の“今”に 必要とされる社内報が生まれた
コンセプトから刷新することで、当社の“今”に 必要とされる社内報が生まれた
都築電気株式会社
コーポレート企画統括室 広報室
室長 北浦さん(左)
西田さん(右)
※所属・肩書はインタビュー当時のものです。
抱えていた課題
新しく策定した経営理念の浸透、社内コミュニケーションの充実、その実現のために従来までの社内報の作り方を変える必要性を感じていた。
glassyを選んだ理由
社内報がどうあるべきなのかをしっかりと再定義し、新しい経営理念とのつながりを考えたうえで、今の都築電気に「必要な社内報はこれです」と明示していただいたこと。
リニューアルによる効果
情報発信を強化したことで世代や部門、企業間の枠を超えたコミュニケーションが促進されていると感じます。特にテレワークにおいては普段見えない情報を届けることで組織の一体感の下支えになっています。
広報室の誕生をきっかけに、社内報をリニューアル
―社内報をリニューアルするまでに、どんな経緯や課題があったのかを教えていただけますか。
北浦さん
もともと経営企画室というところで、広報的な仕事をしていたのは私一人だけでした。社内報も社員総会も、WEBサイトの企画なんかも一人で抱えてやっていたんですね。
最初は社内報も手作りで、2010年くらいから、自分で写真を撮ってPowerPointにまとめて、瓦版のようなものを作っていました。やがて認められて、外部の会社さんに頼んで冊子を制作し始めました。
また会社の大きな流れで言うと、2016年に新しい経営理念が誕生し、浸透のための施策をしていこうという目標がありました。社員のコミュニケーションを図るツールやイベントを充実させたいという話がでてきた時期に、広報室が立ち上がったんです。
西田さん
それが2018年のことで、そのタイミングで私も広報室に入りました。広報室設立の社内周知という意味合いも兼ねて、社内報をリニューアルしようと考えました。
北浦さん
今まで一人でやっていたので、正直、新しいことをやるには手一杯だったんですよ。西田さんが入ってきてくださったので、良い機会だから、長く自分本位で作っていた社内報も、視点を一回変えようかなと。パートナー選定も含めて、いったん全部西田さんにお任せしたんです。
方法論だけではなく“今”本当に必要な社内報を
―パートナー選定を経て、glassyをお選びいただいた決め手は何だったのでしょうか。
西田さん
社内報がどうあるべきなのかをしっかり再定義してくれたのがglassyさんだけだったんです。方法論だけじゃなくて、これからの都築電気の方向性を理解したうえで「御社に必要な社内報はこれです」としっかり明示していただいたのは、すごく大きかった。
あとは将来、もしも社内報がWeb化しても柔軟に対応してもらえそうとの期待もありました。また、若手社員から「このデザインや格好良さは、すごく支持が得られそうですね」というコメントも多数あり、glassyさんに決めることに迷いはありませんでした。
北浦さん
社内報のコンセプトの見直しを提案いただいたんですが、我々にとって新鮮でしたよね。
西田さん
経営理念との接続も強かったですし、何より社内報のタイトルとして提案いただいた『beyond』という言葉が深くささりました。
東証一部への上場をはじめ、この数年で当社もかなり変化しました。振り返ると、これまでの都築電気を越えていく、変えていく、その先に行く…っていう言葉は、ちょうど当時から現在に至る状況とマッチしており、今思うとすごいなと。
―実制作では、社員の方のインタビューや撮影も担当させていただきました。 実際にglassyに依頼してみての効果はいかがでしたか。
西田さん
当社はICT企業ということもあり、インタビューでは専門的な言葉もかなり出てくるので、事前に資料をお送りさせていただいているんですが、森さんも京谷さんも(ともにglassy所属)ばっちり頭の中にインプットしたうえで、当日きちんと掘り下げてくださいます。
リニューアル前は、とにかく人がたくさん出てきて明るくにぎやかな社内報をコンセプトにしていたので、一人あたりの話は浅くても大丈夫だったんです。でも、一人ひとりを深く掘り下げていくスタイルだったり、お客様との対談だったりすると、それでは厳しいんですよね。
北浦さん
最終的に発信したいことのポイントが、的確に押さえられている。だから、インタビューを受ける側の営業や技術部門の社員も、スムーズに答えられるんですよね。
西田さん
カメラマンの方が撮ってくれる写真がいつも素敵で社員からの評判もとてもいいです。
狙った以上の反響と、円滑なコミュニケーションを実感
―社員の皆さんからの反響はいかがですか。
西田さん
私はもともと人事にいて、全社員のうち200名くらいは自分が採用担当として関わったメンバーなんですが、彼らから感想のメールやチャットがかなりたくさん来ました。
あと、お客様が社内報に登場するのが新鮮だったみたいで、「広報ってそこまでやっているんだ!」って。リニューアルをしたことで、狙った以上の反応がありましたね。
北浦さん
まず見た目が変わったことのインパクトがあり、「これはなんだろう?」と読み始めて、特に世代の横のつながりが広がる。あとは、新しいグループ会社とか、普段あまり知ることができない情報を読めるというのは、効果として大きいと思いますね。
―社内報が活用されているという実感は、どんなところで感じていらっしゃいますか。
西田さん
寄せられた感想をいくつかご紹介すると、『テレワークになると情報が入ってこなくなるので助かる』『同期の○○さんのプロジェクトについて、社内報でインタビューされていて、実際の様子を知ることができた』『新しいグループ会社にとても興味が湧いた』とか。あとは『家宝にします』『お母さんに送ります』なんてコメントもあります。
日々の業務では入ってこない情報が、社内報によって、ちゃんとインプットできている。横のつながりや情報の流通が、円滑に動いているんですね。
リニューアルされた社内報「beyond」
北浦さん
経営層でも、社外から新任で来られた取締役や執行役員、あるいは新しいグループ会社の社長や社員さんに『都築電気の雰囲気は、こんな感じです』って、社内報を渡しているみたいですよ。
西田さん
社外公開の許諾が取れているページについては、人事と連携して選考の会場で学生さんに見てもらったり、内定者に配ったりしています。
社内報は、着飾っていない「ありのまま」の媒体です。実際の会社の姿を見てもらう、知ってもらうための強い裏付けになっていると思います。
ひと言メッセージ
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