「JALスカイで働く自分を好きになる」ために
仲間の想いをたくさんの人に届けたい
「JALスカイで働く自分を好きになる」ために
仲間の想いをたくさんの人に届けたい
株式会社JALスカイ
企画総務部 兼 羽田事業所
総務部 企画推進グループ
佐久間 祐希さん
※所属・肩書はインタビュー当時のものです。
感じていた課題・想い
・拠点間の距離が遠くお互いに関心を持ちづらい
・コロナ禍で頑張る社員に焦点が当たっていない
glassyと制作して良いと思った点
・表現したいイメージをきれいに仕上げるデザイン力
・知識や経験に基づいたアドバイス・提案力
社内報を制作した効果
・現場で働く社員の想いを発信することができた
・読者から感謝のコメントがたくさん届いた
頑張っている社員にスポットライトを当てたい
Q.glassyでは2019年よりJALスカイ様の社内報の制作をしております。佐久間さんが広報担当になられたのは2023年ですが、それまでのキャリアを教えていただけますか。
JALスカイは、羽田空港および成田空港における旅客サービスおよびステーションオペレーション業務を担う、JALグループの中核企業です。
広報担当者になる前は、私も成田空港でチェックインなどのカウンター業務や、搭乗口でのご案内などに従事し、その後は航空機の安全かつ定時な運航を地上から支援するステーションオペレーション業務に携わっておりました。
Q.どのような経緯で広報担当者になられたのですか。
2020年からのコロナ禍で私たちの業界は大きな打撃を受けました。旅行者が大幅に減り、飛行機の運航が縮小しました。先が見えない不安の中で多くの同僚が好きな仕事を離れる決断をしました。一方でここに残り、困難な時期を乗り越えようと努力する仲間たちの姿も目にしました。コロナが落ち着き、少しずつ飛行機が復便していく中で、もっと多くの仲間にその頑張りを知ってもらいたい思いが芽生えました。そんな時に広報担当者募集の社内公募があり自ら手を挙げました。
Q.広報担当者として意識されたことは何ですか?
意識したことは2つです。1つは社員参画型の社内報にすることです。当事者意識をもっていただくことで興味関心が社内や仲間に向くと思っています。読者アンケートを実施し、いただいた意見を企画に落とし込むなどの工夫を凝らしました。特に座談会形式の企画では参加者が当事者になって話すことができるため、自らの考えを内省できる貴重な機会だととらえました。話す方も、読む方も当事者意識を持って読むことができるように、ただの紹介記事にならないように力を入れて制作をしていました。
もう1つは、取材対象者の想いの深い部分を記事にすることを意識していました。どのような想いや志で仕事をしているかというコアな部分に迫ることは、多くの社員の今後のキャリアプランの参考になると思っています。私自身もコロナ禍でキャリアプランに不安を持っていたので皆さんのためになればと思い、そこに重点を置いて取材をしていました。
*JALスカイ社内報「Lino」
「もっと知りたい」を引き出す大きな反響
Q.社内報の反響はいかがですか?
感謝のコメントがとても多いですね。直接「読んでいるよ」と話しかけてくださる方もいらっしゃいます。厳しい意見をいただくと思っていたのですが、今のところ肯定的な意見ばかりで嬉しいです。
Q.人気の企画はありますか?
海外空港を紹介する特集の企画はとても人気です。社内的にはデザインが特に好評でした。この記事をきっかけに海外空港で働く社員をもっと知りたいですという声を聞いたのを覚えています。知らないことを知れたことで具体的なイメージが沸き、距離が離れていても興味関心を惹きつけられることを実感した経験でした。
理想を実現してくれるデザイン力と企画力
Q.glassyと制作をしてみていかがですか?
「こんなふうにしたい」とイメージだけを伝えても、想像以上のデザインに仕上げてくださいます。私が伝え方に迷っている企画も積極的に考えを汲み取っていただきました。曖昧な部分も上手にまとめてくださり、いつも親身に寄り添っていただいています。私が企画に悩んでいるときも他社さんの事例やトレンド等を参考に一緒に考えてくださるので本当にありがたいですね。
Q.2年の任期を終え、別の部門へ異動とのことですが、やり残したことは?
敢えて言えば羽田空港と成田空港の心理的距離感をもっと縮めたかったですね。インバウンドの増加など、業務が忙しくなると社員同士、お互いの仕事に関心を持てなくなっていくと感じています。また、羽田空港と成田空港では働く場所はもちろん、業務内容も変わります。また国際線と国内線でも求められる役割は異なります。なかなか顔を合わせる機会が無いからこそ、社内報は大事なツールだと考えています。そのためのバトンをしっかり次の担当者に繋ぎたいと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。
―貴重なお話をたくさん伺うことができました。ありがとうございました。
ひと言メッセージ
ひと言メッセージ