内容もデザインも一新。
アンケートの声に応えてさらに内容を充実させたい。
内容もデザインも一新。
アンケートの声に応えてさらに内容を充実させたい。
学校法人 近畿大学
経営戦略本部 広報室
カルタジローネ恵子さん(左)
土山真佑実さん(中)
杉之原愛理さん(右)
※所属・肩書はインタビュー当時のものです。
抱えていた課題
・制作スケジュールが守られないストレス
・人と人を繋ぐというテーマに加え、経営方針なども掲載したい
glassyを選んだ理由
・さまざまな企業の社内報を手がけてきた実績
・組織として対応してくれる安心感
・メリハリの効いたデザインへの期待
サービス導入による効果
・誌面が明るくなったねという職員の声
・アンケートにみる関心度アップ
人にフォーカスした記事に、経営方針も加えた編集へ
―以前から作られていた学園情報誌「近大ぴ〜ぷる」をリニューアルしようとされた背景についてお聞かせください。
土山さん)
近畿大学は、大学や附属高校・中学校・小学校・幼稚園などの学校だけでなく、病院、研究所が多数あり、北海道から奄美大島まで全国各地に拠点があります。さらに、幅広い職種なので、同じ組織でも会う機会もほとんどありません。そのため、全ての教職員が同じ趣味や共通点を見つけて繋がりを持てるような冊子を作りたいと思い、2012年に「人と人を繋ぐ学園広報誌 近大ぴ〜ぷる」を発刊しました。しかし、だんだんと企画やデザインがマンネリ化し、制作スケジュールの進行管理にも問題が出てきたことから、制作体制を含めて見直しをしたいと思ったのがきっかけです。
カルタジローネさん)
実は、リニューアルに際して企画内容も検討し直すため、コンテストで受賞している企業の社内報をいただき、リサーチしました。そこで気づいたのは、多くの企業が経営の方針などを発信しているということでした。「近大ぴ〜ぷる」は、人と人を繋げるという目的に特化してきましたが、新たに経営方針や学園の方向性などを伝えることを目的にしたパートを加えて編集できないだろうかと考えたことも理由のひとつです。
―選定にあたっては、どのようにアプローチされたのでしょうか。
土山さん)
Webなどでも事例を探しつつ、何社かお声かけしましたが、制作のスケジュール感が合わなかったり、取材内容に対応できないと言われたり、なかなか希望にかなうところはありませんでした。そうした中、ある企業の社内報に好感を持ち、話をうかがったところ、制作しているのはglassyさんだと紹介されたわけです。
豊富な実績と、企画力、デザイン力が選定の決め手に
―最終的にパートナー企業を選ぶ決め手はどこにありましたか。
土山さん)
1番は企画力ですね。社内報と言っても、本学のようにさまざまな業種の人がいる組織には、それなりの難しさがあると思うので、その辺りglassyさんは、実績も豊富でしたし、どんな企画を提案してくれるんだろうという期待がありました。
カルタジローネさん)
先ほど、スケジュール管理が課題だったと言いましたが、まずは期日通りに納品できるかが条件でした。また、企業任せではなく、私たち大学側と一緒に作っていくことを希望したので、その対応もポイントでした。glassyさんは、積極的に企画もご提案くださって、これなら一緒に作っていけそうだと感じました。
杉之原さん)
教職員が進んで読んでくれる冊子にしたかったので、メリハリのある誌面デザインがほしいと思っていました。glassyさんのデザインサンプルを拝見して、ポップなものから堅いものまで、引き出しがたくさんあると感じたことも大きな要因です。
土山さん)
固い内容の記事と楽しい記事をバランスよく編集してもらえるだろうという安心感もありましたね。
―リニューアル後の反響などはいかがですか
土山さん)
手に取った人からは明るくなったね、と言われることが多いです。特に後半の「推し」の部分に関しては、じっくりと読んでいる人が多いようで、登場したのがどこの部署の方かまで覚えている人もいます。その人の人柄がわかるような見せ方が魅力になっていると感じます。
杉之原さん)
人と人を繋ぐという冊子の目的の通り、部署間での会話が生まれたり、学内で会った人に「最新号に出てたよね」と声をかけられたり、という声がたくさん聞かれるようになりました。読者アンケートでも、こういう人がもっと知りたいとか、こういう人が身近にいるので取り上げてくださいとか、意見が寄せられるようになったので、これからも、もっとたくさんの人を紹介できたらいいなと思っています。
社内報の記事を通して人を繋ぎ、職場への愛着を深める
―冊子を作っていく上でこだわっている点などはありますか。
土山さん)
例えば、大阪にある病院の看護師さんと福岡の高校の先生だったり、同じ学園にいても交流することがない人たちを、企画を通して繋ぐというところは、大事にしています。それから、登場する誰もが楽しそうだという読後感ですね。全員笑顔で登場することが全ページのルールです。
カルタジローネさん)
自分の職場を好きになってもらいたいというのが1番ですね。例えば「推し」のページのように、別の職域で働いている人が、実は同じ趣味だったとわかると、実際うれしいと思うんですよ。なので、人を繋ぐということと、自分の職場はなかなか良いぞ!と思っていただけるようにしたいです。
―実際にglassyに制作を依頼してみて、ご不満はございませんか?
土山さん)
そうですね、期待通り期日は守ってご対応いただけているので、そこは満足しています。ただ、コロナ禍ということもあって、こちらで写真を撮って送ることが多かったり、負担が思ったほど減らなかったというのは正直なところです。また、記事に関しても、専門性が高い内容の場合はかなりの修正が必要なときがあります。事前のレクチャーを密にして情報を共有することでさらにお互いに制作しやすくできればと思っています。
杉之原さん)
やり取りを密にしてくださって、スピーディに対応していただいているのでありがたくも思っています。
―貴重なご意見ありがとうございます。近畿大学さんのご希望に添えるよう、我々も勉強させていただきながら、事前のコミュニケーションでギャップを埋め、精度を高めていきたいと思います。今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
ひと言メッセージ
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