
社内報のつくりかた
2015.06.02
こんにちは!ディレクターのnemoです。
早速ですが、今回は以前開かれた「社内報担当者のための写真の撮り方講座」で、ご参加いただいた方からいただいたご質問について、ご紹介をさせていただこうと思います。
ご質問にいただいた内容は「電球や蛍光灯の下で撮る写真に関し、仕上がりの色が赤くなったり、白くなってしまったりと思うように写真を撮ることができないのですが・・・」というお困りのご相談でした。
現状、取材で撮影する写真に関し、みなさんもカメラの設定をオートで撮られていることが多いのではないかと思いますが、じつはカメラの設定の中には、シチュエーションに応じた撮影モードを選ぶ他に、各状況における光の色によって設定を変えて綺麗に撮影する、というなんとも便利は機能がついているんです。
それを「ホワイトバランス」と呼んでいるんですが、いろんな場面において、光の色って変わるもので、今回ご相談にもいただいたように電球の明かりのもと撮影をするとぼんやり表情が赤らんだように見える写真が撮れたり、蛍光灯の下では逆に真っ青な印象の写真が撮れたりと、思うような色味の絵が撮れない・・・という問題が良く起こりえるもので、そんな状況の中、目で見た色合いと同じ色味で撮影ができるよう、自動で調整をしてくれる設定になるんです。
一般的に光の色(光源)に対して自動的に色味を調整し、綺麗な状態で写真に映し出すという「オートホワイトバランス」機能というものが備わっているのですが、太陽光や電球、また蛍光灯など、目で見ても分かる光の色の違いに応じて、自分で設定を変えるということも出来るので、お持ちのカメラの説明書を確認していただき、その設定がどこを触れば出来るものなのか確認をいただければと思います。
ホワイトバランスの設定に関しては、太陽のマークや雲のマーク、また蛍光灯や電球のマークなど、目で見てわかるイラスト表示がなされていることが多いので、すぐに分かるかもですね。
ちなみに効果と言うところに関して、白熱電球などの赤みが増しやすい光の下で「電球」マークに設定を変えて撮影をすると、自動で自然な色に近づけられるよう、青っぽさを足した仕上がりになったり、逆に白っぽく写りやすい曇り空の下での撮影の場合、「雲」マークに設定を変えると表情に赤みが足され、やはり自然な仕上がりになるよう、自動に調整をしてくれると言うものなります。
各マークのイラストを元に、晴れだったら「太陽」マーク、曇り空だったら「雲」マークと都度設定を変えられることをおすすめいたしますが、イラストと同じ状況下でなくても、外で撮影した写真をさらにクリアな印象にするため、「蛍光灯」マークに変えてみる、など、写真の印象を変える簡単な裏ワザもありますので、まずは各設定により、どういう色の仕上がりになるかを確認いただきながら、上手にホワイトバランスの調整を行えるよう、トライしてみていただけたらと思います。
カメラにはいろんな設定が組み込まれており、なかなかすべてを覚えるにも時間がかかってしまうものですが、カメラを理解し、仲良くなれば、たくさん良い写真を撮り残すことが出来ますので、ぜひ撮らなくちゃいけないときだけではなく、時間のあるときに操作の練習をしてみてくださいね!
ではでは、また次回!
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