
社内報のつくりかた
2015.12.07
こんにちは、ディレクターのkojiです。
つい先日、育児を妻に任せていた夫が、ワケあって突然1ヶ月だけ育児を任されることになったという話を聞きました。その人曰く、「働きながら育児をすることって本当に大変だなと実感しました。『子どものお迎えに行くので定時で帰りたい』とか、やっぱり言い出しにくいし・・・」と。
何年か前から出てきたダイバーシティ(多様性)という言葉、ようやく世の中に浸透しつつあります。その代表格として社内報でも取り上げられる「女性活躍」の推進ですが、働く女性は“ワーキングマザー”と呼ばれ、その活躍が応援されるようになってきているのに対して、むしろ理解されにくいのは育児に積極的な働く男性なのかもしれませんね。
政府が次なるスローガンとして掲げている「一億総活躍社会」。女性の職場進出や子育てを積極的に支援する策も盛り込まれているようですが、女性が現役で働くためには男性の育児協力は欠かせないものだと思います。また、男女ともに安心して仕事を続けるためには、職場内での理解も必要です。
そこで、「同じ企業風土」の中で、「男女による働き方の違い」はどんなところに出るのか?その視点を盛り込む社内報の企画として、「社内結婚をした2人」を同じ紙面で取り上げてみるのは、どうでしょう?
夫婦が出会ったきっかけとして、今も昔も「同じ職場で」は上位に入ってきます。また、社内報で結婚や出産のコーナーは人気の企業さまが多いです。つまり社員にとって身近で、関心が高い話題、ということ。働き方に注目した企画として社内報で確立していくことができたなら、誰もがイキイキと活躍できる社会の実現に向けた、ひとつの取り組みになっていくのではないかと思います。
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