
社内報のつくりかた
2015.10.14
こんにちは。印刷社内報、Web社内報どちらのメディアにも偏らずに、常に最適なコミュニケーションを考えた社内報のプロデュースを心掛けているプロデューサーのkitaです。
今回は、Webに苦手意識を持たれている社内報ご担当者様に向けて、Web特有な課題の本質としっかりと向き合いWeb社内報に前向きに取り組むための「Webの3ティー」というスケールのお話をします。
先ず1つ目のスケールは、セキュリティー(そっちのティー?)(はい!)。安全でないWebサイトは、そもそも成り立ちませんね。でも、新しい企画を立ち上げる際は、常に、ここに立ち返って検討されることになると思います。ここを解決して次です。
2つ目のスケールは、ユーザビリティー。読者のためだけではなく、社内報ご担当者様の運用のしやすさという点も見落としてはいけません。開発者も含む、Webに関わる全てのステークホルダーを意識しましょう。
3つ目のスケールは、アイデンティティー。展開されるコンテンツやデザインに滲み出てくる企業風土や特長。Webの場合は、1と2の上にアイデンティティーが構築されます。1と2に先立ってアイデンティティーを追及してしまうと、構築不能となってしまいます。想像してみてください。無理ですね。
やっぱり難しい、と思った方。このスケールの順番を間違わなければ、あるいは、どのスケールかを認識していれば、問題は必ず解決されます。苦手意識を持っている人は、この順番を間違えてしまい、先へ進めなくなってしまう状況を作ってしまっている人が大変多いのです。
Webは、プロデュース、ディレクション、デザイン、プログラミングなどWeb特有の専門知識を持った多くのスタッフとともに構築・運用されています。これら一つ一つの専門的な事柄と対峙しようとして、目を回してしまわないようにしてください。ポイントを絞り、問題解決の糸口を見つけて、スタッフ全員の力で紐解いていくことがとても重要です。「Webの3ティー」は、苦手意識を持ったWeb社内報担当者をこの次元へ導いてくれるはずです。
最後に、「ティー」といえば、クオリティー? と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。安心してください。Web社内報の場合、クオリティーは、「3つのティー」の後についてきます。苦手意識を払拭して、ご担当者様が目指すWeb社内報構築を実現させましょう。
次回以降は、セキュリ、ユーザビリ、アイデンティ、それぞれのティーを難しく考えてしまわないように掘り下げていきます。
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