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社内報のつくりかた

『ことばのスクラップブック』を作りませんか?

2015.11.06

『ことばのスクラップブック』を作りませんか?

こんにちは、ADちっしーです!
朝、通勤電車で本を読んでいると、こんな一節がありました。

かりに家が住む道具であるとしてもそれは個別の道具の和ではない。物と物の空白、行為の概念のあいだには私たちの意識と無意識が途方もない空間と時間をひろげているものである。
(多木浩二『生きられた家 経験と象徴』青土社,1984,p99)

民家を中心とした建築物の構造から、人間の文化や精神の構造を解き明かそうとするおもしろい本なのですが、前掲の部分については建築という領域だけでなく、文章についても同様のことが言えるのではないかと感じました。

つまり文章とは文字の単純な和ではなく、個人によってひとつひとつが選び取られる背景、言葉と言葉が並ぶことで発生するイメージ、などなどが単なる文字の集積ではない無限大の世界をかたちづくる……的なスペクタクル展開が、ちっしーの中でありました。そして最寄り駅に着きました。

日常、ふと心惹かれるフレーズに出会うことってありますよね。私は、素敵だなと感じた時、感動を覚えているうちにノートへ書き留めるようにしています。使うのは、普通の大学ノート。該当部分を書き写し、本のタイトルと著者名を添えておきます。様々なメディアから切り貼りした言葉のアルバム。私は、「ことばのスクラップブック」と勝手に名付けました。

簡単な繰り返しなのですが、量が溜まっていくと、オリジナル名言集が出来上がります。内容の興味深さだけではなく、短い文章に重みをもたせる言葉遣いの巧みさ、鮮やかさをしみじみ思い知らされるし、自分はこういう雰囲気の文章が好きなのか、という新たな発見も。

本、雑誌、新聞、テレビ。もっとリラックスして、好きな音楽やマンガ。あるいは、家族や友人からのメールなんかでも良いですね。気になったら、すかさずメモメモ。こまめに続けることで語彙力が向上したり、ちょっとした言い回しのトレーニングになるので、おすすめです!

ただ、ひとつルールを設けましょう。

それは、必ず手で書く、ということ。

自分の体と頭を動かすと、著者の気持ちに寄り添うことができる、ような気がしませんか?
キーボードで打ち込むより手間ですが、どうせ大した文字量ではありません。ちょっと我慢をして、じっくり書いてみましょう。
きっと大切な記録になるはずです。

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