
社内報のつくりかた
2015.12.24
こんにちは。うさ田です。
今回は色校正についてのお話です。
「簡易色校正」「本紙校正」「本機構成」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
印刷に携わっていない方からすると「何が違うの?」と思ってしまうのではないでしょうか。
色校正には上記の3種類がありますのでそれぞれ説明していきたいと思います。
本番と同じ用紙(本紙)に、本番と同じ印刷機(本機)で印刷します。
紙と機械の両方を本番と同じ物を使用するので、本番でもほぼ色校正どおりの仕上りになります。
校正機という校正刷り専用の機械で、本紙(本番と同じ用紙)に印刷します。
本機校正ではベタとベタのノセの部分が濃く仕上りますが、実際の機械では校正機で刷ったように仕上らないということがあります。
これは1色ずつインキが乾いてから刷ることが多い校正機とインキが乾く前に高速でインキを重ねる実際の印刷機との構造の違いにより起きてしまいます。
デジタルデータから直接出力する校正紙で、用紙には専用紙が使われます(加工したコート紙)。
印刷機とカラーマッチングを行っているので、本番に近い色味を再現していますが、簡易色校正では本紙を使用することができません。
上質紙や非コート紙を使用する場合は簡易色校正では完全には本番の色味を再現することはできません。
以上、3種類の色校正の説明をしましたが、本番の色味に近づく程、コストと時間がかかります。
皆さんも色校正を行う際は用途に応じてどの色校正を選択するか考えてみるとよいと思います。
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