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社内報のつくりかた

魅力的な社内報のタイトルで、企画をもっとアピールしよう

2020.12.12

2019.02.05

社内報の記事には見出しをつける必要があります。見出しによって、その記事の内容をわかりやすく伝えることができ、読者にアピールすることになります。ただし、見出しは魅力のあるものにしなければ読者を惹きつけることができません。無味乾燥で印象の残らない見出しをつけてしまうと、読者がその記事を読み飛ばしてしまうかもしれないです。
そこで、読者に大きな魅力をアピールできるような見出しを考えるためのポイントやコツを紹介します。

見出しは何のためにあるのか

見出しは、その記事の文章の要点を簡潔にまとめたものであり、読者へのアピールのためにも必要となるものです。その記事を読む読者が最初に目にするのが見出しであり、それ以降の文章を読むかどうかの判断材料に用いられます。見出しには、大見出しや中見出し、小見出しなどさまざまな種類があるのですが、どれも基本的な役割は同じです。その文章に何が書かれているのか、面白そうな内容なのかを読者に教えるためのものです。

見出しによって、読者の文章への期待を高めることができます。どんなに良い内容の文章を書いたとしても、見出しで敬遠されてしまえば意味がありません。それぐらい見出しは重要なものであり、中身の文章を書くのと同じぐらい力を入れるべきものです。社内報では、見出しを色文字にするなどデザインとして工夫をしてアイキャッチとしての効果も発揮します。見出しは紙面を彩るという役目も果たしているのです。

社内報の見出しを考える方法

記事を企画立案する段階で仮タイトルや仮の見出しを考えておきましょう。そうすれば、仮タイトルに合わせた内容の記事を書くための準備ができるのです。

例えば、記事の取材をする際には、質問項目は仮タイトルに基づいたものにしておくのです。仮タイトルを読むだけで記事の面白さが伝わるようなものにしましょう。そして、実際に取材をする際にも、タイトルや見出しになるような話を聞き出すことを意識するべきです。実際の取材では、仮タイトルを書いたときには想像しなかった出来事が起きるケースは少なくありません。取材のときには、あくまでも面白い話を聞き出すことを最優先にしましょう。そこで、仮タイトルと少しズレがあったとしても構わないのです。

取材内容を踏まえたうえで実際に記事を作成することになります。そのときには、タイトルや見出しから考えましょう。タイトルや見出しは、本文内で使用しそうなキーワードや事実を複数ピックアップし、それらを組み合わせると良いです。そして、実際に記事を書くのですが、執筆後にもう一度タイトルや見出しについて考え直しましょう。そうすれば、最終的には素晴らしいタイトルや見出しが生まれます。

魅力的な見出しにするためのポイント

見出しによって読者に記事を読ませることが大切です。そのためには、強い言葉を選びインパクトを与えることを目指しましょう。読者に刺さる言葉選びをすれば、記事に目を通そうという気持ちにさせられます。場合によっては、挑戦的な言葉を使ってみるのも良いです。例えば、口語体を用いて読者に呼びかけや問いかけをする見出しを考えられます。実際に読者の気持ちになって見出しを読んでみることが大切です。自分が読者ならば、思わず手を取って読んでみたくなるような言葉を使いましょう。

見出しは文章を要約するという役割を果たします。その記事の見出しを読んだだけで記事の骨子が伝わることが大切です。見出しによって、読者に記事の内容をナビするという役目があることを意識しましょう。読者の気をひくためにインパクトのある言葉を使うだけではなく、内容がわかるように具体性のある見出しにすることを心がけるのです。忙しい社員に向けて社内報を提案するため、わざわざ時間を割いて読むだけの価値があると思わせなければいけません。見出しによって、その記事には有益な情報があると期待させるようにしましょう。ターゲットを想定して、強く訴えかけるような見出しにすれば、読みたくなると思わせられます。

見出しをわかりやすくするには?

見出しはわかりやすさを重視して設定しましょう。見出しは読者を記事に導く役割があり、読者の気持ちに働きかけるものです。見出しを通じて読者に問いかけたり、呼びかけたりすると心をひきつけることができるでしょう。例えば「資格を取りませんか?」など問いかけの見出しにすると、読者は無意識に反応してしまいます。社員の不安や悩みなどの解決策を見出しで提案すれば、読者はすぐにその記事を読んでみたくなるのです。人の心理に上手く働きかけるために問いかけを活用しましょう。

読者に呼びかけるという見出しのパターンもあります。例えば「セミナーに参加しましょう」や「もっと仕事を楽しみましょう」といったものです。呼びかけの見出しは、実際に社内報が読者に語りかけているようであり、親しみや温かみを感じさせるものです。堅い見出しだと読者を緊張させたり、敬遠させたりするかもしれません。せっかく見出しに目を通してくれた読者を離さないように呼びかけをして引き止めるのです。

あるいは、つぶやきを見出しにするという手法もあります。読者の気持ちをつぶやきにする方法で、例えば「同僚と仲良くしたい」「仕事をもっと楽しみたい」などです。これは読者の共感を誘うという効果を得られます。実際に社員が抱えていそうな悩みをリサーチして、それをつぶやきにして記事で解決策を提案するのです。

見出しのフォントの選び方

見出しの内容だけではなく、見た目も重視しましょう。社内報では、文章や文字の読みやすさが重要な要素であり、読みにくいと読者は定着しません。文字の読みやすさを決める要素はフォントです。読みやすいフォントにするのが基本となります。

フォントは大きく分けるとゴシック体と明朝体の2種類があります。このうち、よく見出しに使われるフォントはゴシック体です。ゴシック体は線幅が均一で、明朝体は曲がり角が三角形にはねています。一般的には、見出しをゴシック体にし、本文は明朝体にすることが多いです。明朝体は手書きの文字に近く文量が多くても読みやすいのです。一方、インパクト重視の見出しでは、ゴシック体にすることで存在感を高めます。

また、見出しのフォントだけではなく、文字間や行間、色使いにも工夫しましょう。社内報のコンセプトや企画意図に合ったデザインにすることで、読者に与える効果が大きくなります。ただし、インパクトを意識して奇抜なデザインの見出しにするのは避けましょう。あくまでも社内報のため、真面目なイメージを感じさせることは大切です。堅すぎず、ラフすぎない見出しのデザインを心がけましょう。例えば、見出しの色はコーポレートカラーを採用すると、会社と関連づけることができます。

惹きつけられるような見出しを考えよう!

社内報を多くの人に読んでもらうためには見出しにこだわりましょう。見出しによって、記事の内容を説明し、読者にアピールできます。インパクトのある言葉を使い、なおかつ、記事の要点がまとまった見出しにするのです。フォントや色使いなどにも工夫をしましょう。見出しが良ければ、読者は記事を読んでくれます。社内報を見た人が思わず読みたくなるような見出しを考えましょう。

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