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社内報のつくりかた

本音が聞きだせるインタビューのコツ【前編】

本音が聞きだせるインタビューのコツ【前編】

「この製品はどのような目的で開発されたのですか?」

「この製品はお客様に喜んでいただけるように開発しました」

確かにそうです。でも、これだけの内容では魅力的な記事になりません。

社内報の記事を作るとき、インタビューは欠かせない要素です。これを上手に行って相手の本音を引き出さなければ、読者が興味を持つ記事を書くことはできないのです。

インタビューをする側とされる側が気心の知れた間柄なら、まだ聞き出しやすいでしょう。しかし、多くの場合、そうではありません。かといって、プロの記者のように積極的に質問を投げかけるというのも、簡単なことではないのです。

それでは、どのようにすればうまくインタビューができるのでしょうか。そのコツをnishiがお話ししたいと思います。

つかみはOK?

社内報の担当者にとって、インタビューは重要な「本来業務(評価対象業務)」です。しかし、受ける側はそうではありません。いわば、+α的な位置づけになります。ですから、中には「面倒くさいな」とか「忙しいのにな」というように、あまり好意的ではないこともあるのです。また、相手が初対面である場合も、なかなかうまく本題に入れないことがあります。

インタビューの場でこれらを解決するには、なんといっても第一印象をよくすることです。それには、以下の手順を踏むとよいでしょう。

①インタビューに興味をもって楽しみにする

インタビューは新しいことを知るチャンスです。どんな出会いがあって、何を知ることができるのかということを下調べし、ワクワク感を持ちましょう。

②明るくご挨拶

ワクワク感があれば、自然にインタビューをすることが楽しみになります。その喜びを素直に出して自然な笑顔で挨拶をすれば、相手も笑顔になってくれます。

③相手に関する話題を持ち出す

これまでの社内報や同じ部署の人から聞くなどして集めた相手の情報をもとに、現在の仕事や趣味などといった話題から入ります。個人情報が無理なら、部門のことを話題にしてもかまいません。

ただし、これらの情報はニュースソースを公開できることが前提です。人事情報など、個人情報保護にかかわるソースからの情報を使用するのはタブーです。

このような導入のインターバルは、インタビューに掛ける時間の10%程度が理想です。通常のインタビューは約1時間でしょうから、5分~10分程度が目安になります。

障害・不安を取り除こう

インタビューを受ける人は、基本的にそういったことに慣れていません。特に、役員クラスの方なら「社員の前で失敗はできない」というように、かなり肩に力が入ってしまうことがあります。ですから、インタビューをする上でそういった不安や障害となることを、事前にできるだけ取り除いておく必要があります。

そのために必須なのが、「インタビューの主旨と内容」の説明です。以下の内容を簡単な文書にして、一週間ぐらい前にインタビューの相手に渡しておくのが理想です。

①企画の主旨

企画の目的や内容に加えて、この企画を見た読者(社員)がどのように思うかということも大切です。

②インタビューの主旨

「なぜインタビューを行うのか」「このインタビューでどういったことを知りたいのか」「インタビュー内容をどのように記事に反映するのか」などです。

③インタビューの内容

具体的なインタビュー内容・質問項目を箇条書きにします。注意事項として、回答に対する関連質問が加わることを、必ず伝えておきましょう。また、インタビュー内容に関する関連部門との整合といったことも、障害や不安につながることがあります。これは、インタビュー終了後に相手と必要性を相談し、責任をもって関連部署と調整するようにしましょう。

 質問は多角的に

インタビューをされる人は、質問に対してストレート且つ素直に答えてきます。例えば、缶コーヒーの形を聞くと多くの人は「円柱」と答えます。しかし、これを「上から見れば?」とか「真横から見れば?」というように質問を変えると、「円」とか「長方形」といった回答を得られます。質問は一面的な視野からではなく、同じことでも様々な角度から尋ねることが大切なのです。そうすれば、全体像や本質が見えてくるので、記事に深みが出てきます。

続きは後編をお待ちください!

 

 

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